彼岸

【2018年1月現在】彼岸の特長と環境シーンで活躍する構築形態4タイプ

私のメインデッキ、サブテラー影霊衣が2018年1月の制限改定で無事終了しました。
デストルドー自体は墓地から沸いて出てくるチューナーということでまだまだ悪さできると思いますが、エンシェントフェアリードラゴンが禁止牢にぶち込まれてしまいコンセプト崩壊です。シャンバラに触れないと戦士→グライオースに繋げられないためリリーサーへのアクセス手段が断たれることとなりました。
一昔前はエンシェントフェアリードラゴンに規制の手が掛かるなどとは思ってもいませんでしたが、有能なフィールド魔法が出続ける以上は今後も解放されることはないと考えています。
そんなこんなで影霊衣をサブテラーに組み込む意義がなくなってしまい遊戯王へのモチベーションが急激に低下してしまったのですが近年稀に見る群雄割拠な環境で組み直すのもありかなぁと思いかつて愛用していた”彼岸”、”命削りKozmo”、”堕天使”、”影霊衣”ここらのテーマを今風に調整することを考えていきたいと思います。今回は”彼岸”についてまとめます。

彼岸の特長

海外先行の8期テーマ、2015年のエクストラパックで日本上陸。
当時はダンテが3000円と中々にお高いテーマだったので、ほとぼりが冷めた後(ダンテグラバースカラ制限)で暴落したタイミングで手にしました。
主要モンスターはほぼ全てレベル3闇悪魔で①魔法罠がない時に手札から特殊召喚可能、②テーマ外モンスターがいる時自壊、③墓地に送られた場合に固有効果の3段構成。チューナーであるラビキャントのみ③の効果は持っておりません。細かい効果等はWikiを見て下さい。
ハンドから特殊召喚できる上、墓地に送られたらタイミングを逃さずに固有効果を発動できるのでエクシーズダンテとガトルホッグをリンク召喚なりベアトリーチェ召喚なりで同時に墓地へ落とすことができれば、ガトル効果でダンテ蘇生、ダンテ効果でガトル回収、回収したガトルを使って蘇生したダンテにベアトリーチェを重ねてワンキルというムーブがシンプルながらも非常に強い。
ダンテが制限なのでガトルによる蘇生が重要になりますが、ベアトリーチェは3枚搭載しても問題ないレベルの展開力と継戦能力を持っています。現行ルールではリンクを絡めないとEXモンスターを並べることは困難を極めますが、下級彼岸がゾロゾロ並ぶので問題なかったりします。
デッキ構築の幅も広く、ベアトリーチェの墓地送り効果で何を引っ張ってくるか常に択を迫られることになるので玄人が好むテーマだと思います。
現環境で通用しうる構築編成は大きく4種類、純彼岸、幻影彼岸、雪花彼岸、儀式彼岸です。一つずつ見ていきましょう。

純彼岸

ヘルレイカーを除く彼岸モンスターは全てレベル3の闇悪魔。
エンドフェイズにレベル3闇悪魔をサーチするスカラマリオン、デッキから彼岸モンスターをリクルートするグラバースニッチ、墓地から彼岸を蘇生するガトルホッグ、フィールドモンスターをエンドフェイズ時まで除外するファーファレル、この4体はどんなタイプの彼岸デッキに入るでしょうが、固有効果は持たないがチューナーであるラビキャント、墓地の彼岸を除外してバーン効果を持つバルバリッチャ、モンスター効果をターン終了時まで無効にするアリキーノ、魔法罠をバウンスするハックルスパー、手札から彼岸モンスターの効果を無効にして特殊召喚するリビオッコ、彼岸カードをデッキトップにおくドラゴネルと多岐に渡る効果をベアトリーチェで撃ち分けられるのが純構築のメリットです。
彼岸モンスターは手札召喚できますので、ハンドに彼岸3枚が揃うだけで確実にベアトリーチェが立ちますし(誘発ケアは内容によりますが)、グラバースニッチとガトルホッグによる回転力で彼岸の固有効果を撃ちつつ次々とリンクモンスターを展開しやすいのが強みでしょうか。
基本展開はモンスターのみで完結しているので、残りの枠は手札誘発と罠に割きやすいのも純構築ならでは。スキルドレインを搭載した永続彼岸も純構築の亜種となり決まれば非常に強力です。
デメリットとしては基本打点が低く、対象を取る除外(ファーファレル)に耐性を持つ高打点モンスターに太刀打ちできないことがあげられます。さらに彼岸モンスターは他テーマモンスターとフィールドで共存できないために相手からの送り付け&特殊召喚封印(サモンソーサレス、トロイメアグリフォン、イヴリース等)にも弱かったりします。

幻影彼岸

彼岸の規制ラッシュ後にトーナメントシーンに姿を見せたのがこの構築です。
彼岸と同じく展開力に優れた幻影騎士団との混成デッキで、デッキのほぼ全てのモンスターがレベル3闇属性でランク3を立てることとサーチできるデモンズチェーンである幻影霧剣を標準搭載してベアトリーチェ+罠の配置を自然と組めるのが特長です。さらにブレイクソードの破壊効果も後続のリンク体につなげられるばかりか確実に相手モンスターを戦闘で葬るダークリベリオンエクシーズドラゴンによって純彼岸の弱みである打点の低さを解消しています。さらにランクアップマジック幻影騎士団ラウンチを用いることで、効果を無効にしつつATK吸収できるダークレクイエムエクシーズドラゴンを展開することも可能。コンボ性は高まりますが、非常に殺意の高いエクシーズモンスターを利用できるのが美味しいですね。
また昨年末に出た彼岸の黒天使ケルビーニは幻影彼岸にとっては純構築よりも強化されることになりました。彼岸モンスターの自壊効果を防ぎつつ幻影騎士団を展開でき、ケルビーニで彼岸を落とすか幻影騎士団を落とすかをその時のハンド状況で選択できるのが美味しいですね。ケルビーニの存在から、幻影騎士団のみでベアトリーチェまで展開できるようになったのも非常に大きく、グローブブーツの2枚から任意のランク3+ベアトリーチェ+霧剣を配置できます。手札に1枚何かしらの彼岸がいればランク3の代わりに高打点耐性持ちのヴァレルロードを展開可能。
デメリットとしては手札事故率アップとケルビーニの効果破壊耐性が仇になるケースがあることです。ケルビーニのリンク先にブレイクソードを置いたらブレイクソードの自壊がケルビーニによって防がれてしまうため、アド損なしの除去になるのはいいけれどリベリオンの展開ができなくなるのは考えものですが、隙あらばワンショットに向かうことのできる殺意の高さは魅力的ではありますね。

儀式彼岸

リリーサーがレベル3であることが幸いして下級彼岸+リリーサーでヘルレイカーの儀式召喚を目指すタイプと、ブリューナク+クラウソラス+反魂術の出張影霊衣セットを搭載するタイプに分かれます。デッキから自由にカードを墓地に落とせるベアトリーチェの存在もあり、サーチできる儀式モンスターを利用して相手の特殊召喚を完全に封殺することを目的としています。加えて現在ではレベル3モンスターを墓地に落とせるケルビーニ、ベアトリーチェと同じようにデッキからカードの種類を問わずに墓地に落とせるキュリオスが存在し、かつこれらのモンスターを立てるのも容易いことからリンクヴレインズパック発売後はこのタイプの彼岸は大きく強化されることとなりました。キュリオスの素材は同属性で異なる種族3体なので、下級彼岸(闇悪魔)、ケルビーニ(闇天使)、ワーウルフ(闇獣戦士)、終末ダグレ(闇戦士)、リンクリボー(闇サイバース)等から展開することができます。

エクストラゾーンができた現行ルールでゲームの速度が落ちるのかと思いきや大量リンク召喚が蔓延っている高速環境であることに変わりないので、一切の特殊召喚を許さないデッキは地雷として活躍できるでしょう。また現環境において相手カードを除去する手段は”モンスター”が主体となっており魔法罠による除去は軽視されています。いくら手札があっても特殊召喚できないのであれば紙札同然。通常の彼岸が増殖するGに非常に弱いのに対し、儀式彼岸は増Gを撃たれても構わずぶん回せるのが強みかなと思います。あぁ…ブラックホールは止めて下さい。死んでしまいます!

雪花彼岸

彼岸の最新型です。
2018年1月発売の”FLAMES OF DESTRUCTION”に収録された《雪花の光》を搭載したタイプ。
雪花の光 通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
このカードの発動後、このデュエル中に自分は「雪花の光」以外の魔法・罠カードの効果を発動できない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札のモンスター1体を相手に見せ、デッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。
雪花の光以外の魔法罠を搭載できない代わりに、強欲な壺+マリガン機能付という鬼ドローソースです。展開と除去をモンスターで行える彼岸にピッタリの効果ですね。デメリットも相応なもので、発動条件として墓地に魔法罠なし、発動後は雪花の光以外の魔法罠は発動不可という制約効果。使用できるデッキは限られますが、強欲で貪欲な壺のように裏で10枚飛ばしてキーカード全抜けするようなリスクがないので、安定性の面ではこちらが勝りますね。デスガイドやピン挿しの彼岸が吹き飛ばされないのは非常に大きいです。
さてこのカードを搭載する以上は、モンスター魔法罠のバランスは37:3:0の【ほぼモン】になることは確定です。
彼岸だけで20体弱(スカラマリオン、グラバースニッチ、ガトルホッグ、ファーファレル各3、残りは要調整)、残りは手札誘発をわんさか投入してもまだスロットがあるくらいです。増殖するG、うらら、うさぎ、さくら、わらし、ヴェーラー全部フルというのも面白そうです(事故りそうですが)
エンドカードとして有力なのは”カオスソルジャー開闢の使者”。緩い召喚条件と凶悪なステータス効果は今でも色褪せません。
またダンテの3枚落としで雪花の光がしれっと混ざっていたら自身をコストにしてマリガン発動できます。これに対してうららもわらしも撃たれないのが強い!
手札でダブついた誘発カードや(特にうさぎはハリファイバーから場におけるので優先度大)、ダブついた魔サイの戦士や終盤にデッキから出てきてほしいバルバリッチャをワンドローに変換できるのは強さしかありません。
デメリットとしては一切の魔法罠を使えなくなる点。
もともと魔法はソウルチャージやおろかな埋葬くらいしか入らないのでまだいいとしても、罠が全抜きとなるのは非常に厳しく、誘発カードだけでどこまで対応できるかが勝負の分かれどころ。個人的には彼岸では罠を使いたいのでこのタイプで挑むつもりはありませんが、雪花の光のパワーを知るために試してみたいと思います。

まとめ

どのタイプの彼岸でも、基本的にはベアトリーチェを立ててしばくという点は変わりありません。それくらい優秀、なんでもできて怖すぎるくらい。

基本的にあらゆる誘発を撃たれやすいという弱点があるので一強にはならないかもしれませんが、展開力と持続力の高さから現在も通用するテーマと思っています。

デッキを一から見直している最中ですので、ある程度練ることができたら別記事で紹介します。

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