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1〜6枚という少ないデッキスロットで、メインテーマの弱点を補ってくれたり、展開を補助してくれたり、安定性を高めてくれるカード群について思案することが今の環境で勝ち抜くためには必須となりつつあります。テーマ内で駒が揃っている場合は不必要ですが、サブギミックとしてシナジーの見込めるカードであれば非常に有用ですので、今回は融合召喚で使える便利なカードを一挙まとめます。

召喚獣

召喚師アレイスター

(1):このカードを手札から墓地へ送り、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。
デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。

召喚魔術

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「召喚獣」融合モンスターを融合召喚する場合、自分フィールド及び自分・相手の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、除外されている自分の「召喚師アレイスター」1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをデッキに戻し、対象のモンスターを手札に加える。

暴走魔法陣

「暴走魔法陣」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「召喚師アレイスター」1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。

暴走召喚師アレイスター

(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「召喚師アレイスター」として扱う。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。
手札を1枚選んで捨て、デッキから「召喚魔術」または「法の聖典」1枚を手札に加える。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「魔法名-「大いなる獣」」1枚を手札に加える。

法の聖典

「法の聖典」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「召喚獣」モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと元々の属性が異なる「召喚獣」モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

登場以降、様々なデッキに出張している召喚獣。このカード群を採用したデッキは〇〇召喚獣や召喚〇〇と呼ぶ。

メインデッキに入るモンスターはアレイスターのみで召喚魔術をサーチし即座に融合。召喚獣を出す場合は互いの墓地モンスターを素材にすることができリンク召喚とも相性が良い。制圧効果持ちのメルカバー(光)、3000打点のメガラニカ(地)、月の書持ちのライディーン(風)が特に強力。

シャドール

影依融合

「影依融合」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。

神の写し身との接触

「神の写し身との接触」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

エルシャドール・〇〇

「シャドール」モンスター+◯属性モンスター

ネフィリムが制限に戻ってきたことでようやく全属性融合体を使用できるようになりました。影依融合は数少ないデッキ融合を実現するカードで、各属性に対応するエルシャドールを採用していれば融合体を出しつつおろかな埋葬のおまけ付きという恐ろしいパワーを持ちます。相手の場にエクストラデッキから召喚されたモンスターが存在する必要があるため、主に後攻から攻めることとなりますがリンク環境が後押ししてどこまで採用されるか見ものですね。

ブリリアントフュージョン+セラフィ

ブリリアントフュージョン

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):このカードの発動時に、自分のデッキから「ジェムナイト」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を、攻撃力・守備力を0にしてEXデッキから融合召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。

(2):1ターンに1度、手札の魔法カード1枚を捨てて発動できる。このカードの効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力は相手ターン終了時まで元々の数値分アップする。

ジェムナイト・セラフィ

「ジェムナイト」モンスター+光属性モンスター

このカードは上記カードを融合素材にした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズにモンスター1体を通常召喚できる。

ジェムナイト・ラズリー

(1):このカードが効果で墓地へ送られた場合、自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。

こちらは無条件でデッキ融合が可能な出張セット。ブリリアントフュージョン1枚から"モンスター1体+召喚権追加+光落とし"を実現します。 採用する融合体によっては炎族・雷族・水族も落とすことが可能。ジェムナイト素材をメインデッキに入れる必要があり、それを素引きしてしまった時のことを考える必要があるが、それを考慮しても余りあるパワーで様々なデッキに出張されている。

捕食植物

捕食植物オフリス・スコーピオ

「捕食植物オフリス・スコーピオ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。デッキから「捕食植物オフリス・スコーピオ」以外の「捕食植物」モンスター1体を特殊召喚する。

捕食植物ダーリング・コブラ

「捕食植物ダーリング・コブラ」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

(1):このカードが「捕食植物」モンスターの効果で特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。

捕食植物キメラフレシア

「捕食植物」モンスター+闇属性モンスター

(1):1ターンに1度、このカードのレベル以下のレベルを持つフィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。

(2):このカードが相手の表側表示モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。ターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力は1000ダウンし、このカードの攻撃力は1000アップする。

(3):このカードが墓地へ送られた場合、次のスタンバイフェイズに発動できる。デッキから「融合」魔法カードまたは「フュージョン」魔法カード1枚を手札に加える。

オフリススコーピオからダーリングコブラをリクルートすることで"融合"か"フュージョン"を含む魔法カードをサーチすることができ、融合を使用するデッキに採用されていました。純正捕食植物で使われることなく出張が横行しすぎたため、2018年4月付けの制限改訂でオフリススコーピオが制限指定され実質的にこの出張パーツが使えなくなってしまいました。

キメラフレシアは墓地へ落ちたら次のスタンバイフェイズに"融合"か"フュージョン"を含む魔法カードをサーチできるため、何かに悪用できなくもなさそうです。

竜魔導の守護者

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、このカードの効果を発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「融合」通常魔法カードまたは「フュージョン」通常魔法カード1枚を手札に加える。

(2):EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せて発動できる。そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を自分の墓地から選んで裏側守備表示で特殊召喚する。

登場前は何かと注目されていましたが、サーチ効果を使ったらそのターン融合モンスターしか召喚できない制約効果が痛すぎます。融合魔法をサーチしたいシャドールや召喚獣ではそもそも別のサーチ手段が豊富にあり、制約効果持ちの事故札は使われないでしょう。(2)の効果を使うには名称指定の融合体を用いる必要があり、ほとんどブラックマジシャン専用となっています。

簡易融合

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

(1):1000LPを払って発動できる。レベル5以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。

簡易融合3枚+レベル5以下の融合モンスター数種でお手軽融合出張です。ライディーン、サウサク、ミレサク、セテウスあたりがよく使われています。

超融合

このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。

(1):手札を1枚捨てて発動できる。自分・相手フィールドから融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。

ハンドコスト1枚で相手モンスターを素材として融合召喚することのできるカードです。融合素材に属性を指定する融合体も多く、除去の範囲が非常に広いのが特徴。速攻魔法かつチェーン不可のため、カウンター罠でも止めることができず、耐性持ちの厄介なモンスターの処理に使われています。現在は制限カード。

シャドウディストピア+融合呪印生物-闇-

闇黒世界シャドウディストピア

(1):フィールドの表側表示モンスターは闇属性になる。

(2):1ターンに1度、自分がカードの効果を発動するために自分フィールドのモンスターをリリースする場合、自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドの闇属性モンスター1体をリリースできる。

(3):自分・相手のエンドフェイズに発動する。このターンにこのカードが表側表示で存在する状態でリリースされたモンスターの数まで、ターンプレイヤーのフィールドに「シャドウトークン」(悪魔族・闇・星3・攻/守1000)を可能な限り守備表示で特殊召喚する。

融合呪印生物-闇-

(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。

(2):闇属性の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスター一組(このカードをその内の1体とする)を自分フィールドからリリースして発動できる。そのリリースしたモンスターを融合素材とする闇属性の融合モンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。

シャドウディストピア下ならば融合呪印生物-闇-が地震と相手モンスター1体をリリースしてスターヴヴェノム・フュージョンドラゴンを出すカードに化けます。

E・HERO

E・HEROブレイズマン

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「融合」1枚を手札に加える。

(2):自分メインフェイズに発動できる。デッキから「E・HERO ブレイズマン」以外の「E・HERO」モンスター1体を墓地へ送る。このカードはターン終了時まで、この効果で墓地へ送ったモンスターと同じ属性・攻撃力・守備力になる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしか特殊召喚できない。

E・HEROソリッドマン

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。手札からレベル4以下の「HERO」モンスター1体を特殊召喚する。

(2):このカードが魔法カードの効果でモンスターゾーンから墓地へ送られた場合、「E・HERO ソリッドマン」以外の自分の墓地の「HERO」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

融合魔法を多用するHEROではブレイズマンで融合サーチ、ソリッドマンを素材にすれば墓地のHEROを蘇生させることができます。HEROの特性上、多くのスロットを食われることになりますが、融合魔法のみのサーチであればブレイズマン単体だけでも可能です。

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