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海外挙式、どこで挙げる?

海外挙式を検討されているカップルの中でも最も人気なのが"ハワイ"、他の選択肢が挙がるとすればグアム、バリ島、オーストラリア、ヨーロッパ諸国あたりでしょう。南北アメリカやアジア圏、アフリカ圏はほぼないでしょうな。

それぞれ特徴がありますが、式を挙げるための費用は大きくは変わりません。式場によって大きく変わりますので、バリ島の由緒正しき伝統な式場だとヨーロッパの簡素な所より高いなんでのは当たり前ですね。強いて言うなら全体の費用に占める旅費の割合が変わるくらいで、ヨーロッパ諸国はこの部分が高くなる傾向にあります。

オーストラリアをチョイスするカップルは少数ですが一定数存在する様子。この場所ならではと言えばコアラでしょう。雄大な自然でコアラと一緒に写真が撮れるのはオーストラリアだけです!

島系だとハワイがダントツで多く、次いでグアム、バリ島という流れ。リゾートウェディングとなるので天候面で有利な時期を選ぶ必要があります。雨が降っても構わない、というのであれば雨季を狙えば費用は抑えられます。

どの国を選ぶにしても様々なメリット・デメリットが出てきますので、結局はどのような形態で式を挙げたいか、新婚旅行はどこに行きたいか、の2点がポイントです。お二人でよく話し合って決めるとよいでしょう。

やっぱりハワイ

我々も様々なシミュレーションを行いましたが、やっぱり「ハワイ」がいいという結論に至りました。この話が決まったのは2017年末、ワタベウェディングの窓口を訪れた際に決定しました。そして実際の挙式は4月中旬。「式を挙げましょう」となってから結婚式日までのスパンが4ヶ月なくややタイトなスケジュールです。平均的には半年から一年くらい見込むらしいのですが、二人だけ、もしくはゲスト両親だけの式であれば半年以内でも十分間に合います。ただし式場の予約は3ヶ月前だとかなり埋まってきてしまうので、狙った式場があるならその予約だけは早めに済ませておくべきとは思います。

時期としては雨季を過ぎた4~10月あたりが理想です。特にGW直前の4月初旬〜中旬にかけては一年を通して最も旅費が安くなります。パッケージの同じコースが最繁忙期と比べると一人15~20万も変わってきます。いつ行ってもハワイは日本人が多いのですが、GWは本当に日本人だらけです。下手したら心斎橋の方が外国人が多いレベル。GW前に休みをとってGWが始まる前に帰国するプランは世間の動きを回避できて良かったです。

式場は何箇所か候補がありましたが、嫁はんの第一希望は「アロハ・ケ・アクアチャペル」

https://www.watabe-wedding.co.jp/resort_wedding_overseas/hawaii/chapel_aloha_ke/

ハワイ語で「神の愛」の名を持つチャペル。幸い3ヶ月前で狙った日をピンポイントで押さえることができラッキーでした。こちらの式場は一日2カップルのみなんですが、半年前くらいから徐々に埋まり初めて、3~4ヶ月前になるとポツポツとしか空いていない状況となります。

アロハ・ケ・アクアチャペルの特徴

アクセス

アロハ・ケ・アクアチャペルはワイキキビーチで有名なオアフ島の東海岸に位置します。ワイキキから車で40分程、道中東海岸のワイマナロビーチに立ち寄ることもできます。早朝のワイマナロはほとんど人がいないので、好きなポージングで撮影しまくりましょう。ワイキキビーチなんて人が多すぎて撮影どころではありませんからね。

リムジン送迎

ワイキキで宿泊するカップルが大半だと思いますが、ホテルから式場へはリムジンによる送迎がしっかり付いています。初めてリムジンに乗りましたが快適そのものですね。ドライバーさんは一見マフィアみたいな強面の方でしたが、細やかな気遣いが溢れ終始我々を祝福してくれました。一緒に写真撮るのを忘れてしまったのが心残り。

注意点としてはチップを渡すのを忘れずに。タクシーなら運賃の15%程ですが、かなり心地の良く過ごせたので往復合わせて$30お渡ししました。

ハートの池

敷地内をズームしてみるとハートに見えなくもない池があります。こういう場所なんだなということを知っておけばよいでしょう。

ハワイ語で神の愛を意味するチャペルが建つのは、永遠の愛のシンボル「ハート」にまつわる物語が伝わる神聖な地です。
ハワイの神話に登場する妖精メネフネが、一夜にして造ったという伝説のハート形の湖が広大な敷地に広がり、そこから取り出した「この地を訪れるすべての人に愛と平和を与える」という意味をもつ「ホウクプの石」がこの神聖な場所を守っています。
コアの木の結婚証明書や、ハワイの歴史をモチーフにしたステンドグラスがあしらわれた祭壇など、ハワイの伝統が息づくチャペルです。(ワタベウェディングHPより)

完全貸切

この式場の大きな特徴の一つとして、ハートの池を含めた敷地内全域がプライベート領域であることが挙げられます。一日最大7組まで挙式できるのですが、スタッフと自分たち以外誰も敷地内に入ることができません。雑踏を離れ、波の音、風の音、鳥の囀りしか聞こえないような空間で時を過ごすことができるのです。

ガーデンパーティ

さらに敷地内でのパーティは屋根付きの屋外ガーデンで行うことができます。こちらは一日最大2組まで、12:00〜14:30の昼の部と、15:00~17:30の夕の部があります。このオプションにしなければ挙式だけで去ることになってしまうので、大半のカップルはパーティまで行うでしょうな。そう考えると実質的に一日2組しか利用できないことになります。

挙式が終わったら車で1分ほどの会場へ移動し、フラダンスレッスンから始まり、ケーキ入刀、料理のスタイルはステーキ&ロブウターのハワイアンスタイルでとても美味しい。収容人数は40名程まで、テーブルの数にして7~8卓くらいですかね。最小ロットは1テーブルからでも対応できるので、我々のように両家親のみの6人で楽しむカップルもとても多いそうです。

晴れたら最高、雨が降っても屋根が付いているので何とかなります。シトシト哀愁が漂いますが、天気に関しては運ですからそこらへんはお祈りしましょう。

当日の流れ

参考までに結婚式当日の実際の流れをまとめておきます。カメラマンはメイク段階から、パーティは12時〜の分を選択している前提です。

  • 6:00 ヘアメイクさんがホテル部屋到着
  • 6:05 新郎のヘアセット
  • 6:30 新郎のヘアセット終了し新婦のヘアセット
  • 7:00 カメラマンがホテル部屋に到着、室内撮影
  • 8:00 新婦のヘアセット、着付終了
  • 8:10 ホテル前にリムジン到着、出発
  • 9:00 ワイマナロビーチ到着、ビーチ撮影
  • 10:00 ワイマナロ出発
  • 10:30 アロハ・ケ・アクアチャペル到着、少し休憩し敷地内でのスケジュールの説明を受ける、リムジンは敷地内で待機
  • 11:00 挙式スタート
  • 11:20 挙式終了、ガーデン撮影、ヘアメイクさんは一時撤収
  • 12:00 ガーデンパーティスタート、フラレッスン、食事など
  • 14:00 カメラマン撤収
  • 14:30 パーティ終了、リムジン、ヘアメイクさんと合流し帰路へ
  • 15:30 ホテル到着、リムジンドライバーと熱き抱擁を交わしグッバイ、ヘアメイクさんは部屋まで付き添って頂き、グッバイ

このような流れで正直疲労感が半端じゃなかったです笑 午後に挙式する場合は、その分時間がずれると考えれば分かりやすいですが、ビーチ撮影する場合は太陽がかんかん照りの中で写真撮影することになるので朝の方がいいかも。挙式前だったので正装のまま海に入ることはできませんでしたが、挙式後のビーチ撮影なら二度と撮ることができないポージングを取れますね。

費用面

式場に掛かった費用はガーデンパーティ付のパッケージで48万円でした。6人分の料理代に牧師さんやフラダンサーへの謝礼なども含まれており、会場を押さえるだけなら平均的な価格だと思います。これにドレス、タキシード、花嫁のアクセサリー、お花関連、ヘアメイク(リハーサル込)、アルバム、カメラマン、海岸フォトツアー、5泊7日の旅費(ハイアットリージェンシーワイキキビーチ)などを全部ひっくるめてトータル200万くらい。旅費を除けば130万くらいです。

アルバムのコースもピンからキリまでありますが、ここはケチらず一番お金をかけるべきところだと思ったので200枚30万くらいのフォトアルバムをオーダー、美肌効果付で自分で配置などを決められるプランをチョイスしました。だいたい相場はこんなもんかと思います。その代わりビデオ(動画)はオーダーしていません。見返すこともそうないですし、その分アルバムに全振りしました。

カメラマンは現地の腕の良いプロに依頼して、朝7時のメイク段階から海岸フォトツアーを行った上でパーティ終了まで付き添ってもらいました。ヘアメイクはワタベウェディングのスタッフさんにお願い、強烈な天然パーマを持つ私のヘアもナチュラル風に手を加えていただき大満足です。

カメラマンとヘアメイクはケチったら全てが台無しです。安く済まそうと身内で済ませたり、そもそもオーダーしないっていうのもアリかもしれませんが、後悔したくないならきっちりコストを割いてプロに頼むべき、と私は思います。

まとめ

そんなわけでハワイ婚、とても楽しかったです。会社の方々を呼ぶ必要もないですし、友人をどこまで呼ぶかを考える必要もなく、こじんまりと結婚式をしたいカップルにとって海外で結婚式を挙げるのは有力な選択肢なのではないでしょうか。なんなら二人だけ、ってこともできますし、披露宴時の動画や余興を考える必要もないですし、アルバムや旅費に費用を全振りすることができる。天候の不安定さだけがデメリットで、それ以外はメリットだらけ、結婚式を検討されておられるならば国内だけでなく海外にも目を向けてもいいのではないでしょうか。

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