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FULCRUMとは

FULCRUM2003年に確立されたブランドで、Campagnoloの子会社です。

一般的に、CampagnoloSHIMANOユーザーを取り込むためにあえて別で設立したと言われています。

カンパニョーロが 堂々とシマノ対応というわけにもいきませんから、対シマノとして別ブランドとしてやっているだけというのが表向き。

あくまでも別会社ですから設計者も違うわけで、完全にカンパと同じというわけでもありません。

CampagnoloとFULCRUMの違い

もちろんカンパの子会社ですから設計思想や部品の共通化を図っているのは事実です。

上位モデルにUSBCULTが使用されているのが最たる例ですね。

リアホイールのスポークレイアウトが似ています。

Campagnolo Shamal Mille

FULCRUM Racing Zero Nite

並べて見ると違いが分かりやすい。

カンパのは3本組がリムに対して平行に、フルクラムはやや放射状に拡がっています。

どちらも3本ワンセットが7束あり、スプロケ側が2本、反スプロケ側が1本のアシンメトリー組。

チェーンやギヤなどの動力系統が並んで見て右側に集中しているため、ホイールの右側と左側で力の掛かり方が異なるという所から

カンパニョーロは動力系統のある右側とそれらがない左側で2:1の比率でスポークを組んだら大体バランスが取れると考えたらしいのですが、細かい技術的な話は割愛。

エアロ的にはカンパのG3組の方が、3人列車で走るのと同じく抵抗が少なくなります。

厳密に言えばスポーク自体は同列に並んでいないためどれほどの効果があるかはっきり言えないが、空気抵抗が高いニップル部分が整列していることから一定のエアロ効果があると言えるでしょう。

剛性的にはフルクラムの方がリム面に対するテンションが分散されるのでカンパの組み方よりも 高くなりますね。

理論上はこのようにカンパとフルクラムでは異なります。

シャマルは巡航性が良い、レーゼロは剛性高くレーシーというのが一般見解。

見た目で選んでしまって問題ないと思います。

私が買うならRacing Zero Nite

現行モデルはZondaと同じくワイドリム化されており

23C対応のC151438g25C対応の新モデルC171518gとリム重量が80gも増加しています。

この違いをどう捉えるかは人それぞれでしょうが、リム重量が明らかに変わるためヒルクライムでは大きな差になるんじゃないかと思います。

またC17はフレームのクリアランスによっては嵌らないケースも当然出てきます。

最新モデルを買うなら嵌るかどうかの確認は済ませておいた方がよいですね。

ちなみに最新のレーゼロは初めからCULT化されており、スペック上はクリンチャーモデルの中でも最強レベルとなっています。

ハブにもこだわりたいという方にはうってつけですね。

Racing Speedという選択

チューブラーならばRacingSpeedというホイール沼の最終解答となりうるモデルがあります。

Racing Speed XLR

重量1324g

見た目的にもこれが真っ先に候補入りしました。

旧モデルですがまだ残っているショップはそれなりに多い。

踏んだら踏んだだけ加速するというのは容易に想像がつく。

ノーマルのRacing Speedとの違いは、スポーク自体の太さと張り方、ハブがUSBCULTかといった違い。

XLRの方が高めのテンションで張られているので無印よりも硬いハズ。

これを扱い切るためには瞬間出力が必要だし、私にはその自信も脚もないので、トレーニングを重ねて、何時か履ける時が来るといいな、と思っています。

細部のディティールに拘っているのは親会社のBoraだけど、私にとってはこちらが高嶺の花ですね。

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