JAPAEAR

イヤホンJAPAEAR JE777-EXG 質と量を両立した低音がクセになる-思ったままに試聴レビュー-

これまで完全にノーマークだったJAPANイヤホン製造株式会社の”JAPAEAR JE-777-エクストラゴールド”が衝撃的だったのでレビューします。価格帯的にはアンダー10万クラス、ケーブルが細い上にリケーブルできない点は非常に痛く、かなり好みの分かれる音ですが、個人的には気に入りました。

そもそもJAPAEARとはJAPANイヤホン製造株式会社の商標で下記のような経緯で誕生しました。

弊社は平成25年10月に発足、代表取締役であるわたくしが、前企業での15年間、イヤホンヘッドホンの製造に従事し、1000万台以上の製造経験を生かしメイドインジャパンを絶やしたくないとの一心で立ち上げました。

自分が製造したものがランキング1位をとった時はとても感動的で人生で忘れられない思い出となっておりますが、思い出だけで終わらせたくはない。オリジナルブランドJAPAEARを立ち上げることを決心し、このたびオリジナル製品を発売することができました。

これもひとえに15年間で培ったノウハウと、多くのご協力くださった方々のおかげでございます。

(JAPANイヤホン製造株式会社 HPより)

設立したのは2013年10月、愛知県新城市に籍を置く新興メーカーです。国産オーディオメーカーってどうしても老舗しかパッとしないイメージがありますが、そんな中珍しく近年に発足して成功を収めているオーディオメーカーです。2015年に発売したJE-333がそこそこヒットして話題になりました。それの進化版がJE777-EXGです。

簡単に商品仕様を箇条書きでまとめます

  • 密閉ダイナミックドライバー1発
  • 再生周波数5-5000Hz
  • リケーブル不可
  • インピーダンス16Ω/感度105dB/1mW
  • 定価¥77,700
  • 付属品イヤーピース S/M/L x 2 ナチュラル Ver.(ブラック)、イヤフォンケース、取扱説明書、保証書

JAPAEAR JE-333の上位高級機種に位置し、JE-333/JE-HYPER-Z/JE-555それぞれの機種の長所だけを厳選し追求したモデル。JE-333の高音、音場の広さ。JE-HYPER-Zの低音、JE-555の中域を兼ね備えた逸品と銘打たれています。

音質としては一言でいえばドンシャリ。とは言え篭ってるとか曇りがあるとかそんなことはなく、見通しの良い音場が特徴。質の良い低音がブワッと噴出する感覚で、「ちょっと小綺麗に鳴らせば喜ぶでしょ」っていう小悪魔的なタイプではなく、「本気出すから付いてこいよ」っていう俺様タイプ。ちょっと自分でも何言ってんのか分からない(笑) ダイナミック1発搭載のハイエンド機に多いのは質感重視で中高域とのバランスが考えられたものが多いと思いますが、このJE-777は質を高めた上で量感も増やしてやれとメーカーの意向が聴いて取れます。打楽器・弦楽器・気鳴楽器、苦手とするものがなく、中でも面白いと思ったのは太鼓などの和楽器を擁する曲で、目の前で演奏してくれているかのような臨場感がありました。

高域はシンバル及び金管楽器の音抜けの良さが印象的で、量の多い低域が高域部分に重なることはありません。ボーカルも近い位置で聴こえてドンシャリなのに篭らない、刺さる部分が少ない、帯域バランスが非常に整っている印象です。けたたましく鳴るハイと言うよりかはモニターライクな上品な高音です。攻めた音質で万人向けではありませんが、名の通ったメーカーのものだけではなく、この機種も面白い音を出すので是非聴いてみてほしいです。

 

改善すべきと思うのはやはりリケーブル不可という点。個人的にリケーブルで劇的に音質を良くしようとは思いませんが、万が一断線したら修理がダルい。それで直るか分かりませんし、リケーブル可であればケーブル差し替えるだけで復活させられます。数千円程度のものなら買い換える気持ちにもなりますがこの値段で断線したらオジャンってのはちょっと考えものです。1万以下の機種でもMMCXか2pin端子を付けているものが増えてきているので、今後改良していってもらいたいですね。

以上、JAPAEAR JP777-EXGの簡易レビューでした。

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