【旅館口コミ】入籍記念に有馬温泉『奥の細道』に泊まってきました!-これでもかというおもてなしに感動-
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少し更新が途絶えてしまっていたのは、入籍に際して両家の顔合わせを実施したり、その流れで妻とプチ旅行していたためです。パソコン開くのもオーディオ触るのも数日ぶりですが、イヤになったというわけではありません笑

実は温泉も好きで多い時だと月に2~3回行っています。とりわけ世話になっているのが、自宅から地下鉄-バスと乗り継いで1時間半で行ける有馬温泉。多分平均したら月1回は行っているくらい。ロードバイクで蓬莱峡から有馬温泉へ登ることもできるので、温泉をコースに盛り込むという贅沢な練習をしていたことも。ここ最近は催行できていませんけども。

さて今回は一度行ってみたかった『奥の細道』というお宿に泊まらせてもらいました。館主は大田忠道氏。総理大臣にも認められ黄綬褒章を受章した超有名な日本料理の名手。大田氏がプロデュースした料理を食べようと全国からお客が集まります。ちなみに今回は不在のようでした。

選んだプランは「客室露天風呂付きのアニバーサリープラン」、費用は4万円弱…普段からこのクラスのプランを選んでいたら破産してしまいますので今回だけ特別に。曜日にもよりますが貸切風呂なら2万円代〜選べるのでこれはリピートしたいなと思いました。それくらい施設が整っていて料理が美味しかった。

現地への交通手段は、梅田から阪急バスで直通便が出ています。20〜30分に1本は走っている上に、運賃も1400円程でリーズナブル。乗車時間は1時間程度ですね。三宮経由で鉄道で行くこともできますが遠回りとなる上に乗り換えが面倒くさいので、バスを利用される方が多いと思われます。有馬温泉街には阪急バス専用の乗り場があり、この近辺に土産屋・酒屋が集まっているので立地が良いです。

さて到着したら休憩をかねてビール購入。有馬地ビールでやや苦めですね。それほどクドくはなく口当たりがさっぱりしているので老若男女問わず愛飲している様子が伺えましたね。また有馬の水を使用した有馬サイダーも一口頂きました。こちらは強炭酸で一本でもお腹が膨れそうです。宿で料理が待っている方は要注意ですね。

ビールをチビチビ飲みつつ、練り物屋のジャガバターかまぼこや炭酸せんべいを食べ歩き。写真を撮り忘れたので伝わりにくいですが、かまぼこは女性の手のひら大くらいのサイズ感。カロリー取ってる感がありなかなかヘビーです。炭酸せんべいは焼きたてを3枚100円で売っているお店で購入。当然熱々なのですが、鋳から取り出したその瞬間はプニプニ柔らかく、作り置きのものとは違う食感を楽しめました。

良い感じにお腹が膨れ、これ以上食べたら夕食に影響を及ぼしてしまいますのでこの辺で。お宿に連絡を入れて送迎をお願いすることにします。

電話をしてから5分足らずで到着。8人乗りのアルファードで、いかにも温泉が好きそうな老夫婦方と相乗りです。我々が向かう『奥の細道』は有馬温泉地区の最も高台に位置するので、徒歩で行くのは少ししんどいかもしれません。

細い道を慣れたハンドル捌きでくぐり抜けていきます。乗車時間は5分ちょいといったところです。まず出迎えてくれるのは立派なエントランス。

ベテランのスタッフの方が出迎えてくれ、我々の重い荷物を持って受付へ案内してくれました。住所・連絡先を記載して部屋へ案内されます。建屋は2017年5月にリニューアルしたばかりでとても綺麗。陶芸品が随所に設置されており上品な佇まいです。大きく本館と別館に分かれていますが、本館は全室露天風呂付き、別館は風呂は付いておらず予約制貸切風呂という違いです。本館の方が1~2万円くらいお高めですね。

今回泊まった部屋は、最上階の角から2番目の部屋で、内装はこんな感じ。

和室にベッドと和洋折衷で奥にはソファも設置されています。露天風呂は広々足を伸ばせる縦幅で横方向もかなり余裕があります。温泉自体はそれは足を沈めた一瞬だけ熱く感じましたが、やや肌寒い秋めいた空気に見合う丁度良い泉温でした。また常に水位を一定に保とうとするのか、湯船から出ると急速で温泉が補充される動きが見られました。どういう仕組みかは謎ですが、常になみなみ一歩手前の状態で待機していてくれるのは温かみがありますね。

部屋に到着したのが16時頃、夕食まで時間があるのでそれまでゆったりと露天風呂の半身浴をしつつ読書するという贅沢な時間を楽しむことにします。こんな立札が目につきました。確かに山が近いので葉っぱや虫が風に運ばれてきます。それも風情趣があって良いですね。

夕食の時間は18時半。『奥の細道』では室内食ではなく2階の『花鳥風月』という料亭で自慢の懐石を振舞って頂けます。特徴的なのは看板料理を目の前で調理してくれるというパフォーマンス。コースにもよるのでしょうが、どうせ食べるならば調理してくれるところも目に焼き付けたいですよね。

ひとまず乾杯。普段は生中を頼むところ、私にしては珍しく地酒をオーダー。銘柄は忘れてしまいましたが有馬の日本酒です。しゃりしゃりの氷に乗って1合分。

有馬十二楽坊。前菜的立ち位置で、アワビ、ヘレ肉の串焼き、トマトのマリネ、栗の甘煮、タコの酢の物、鮎の甘露煮と塩焼き、湯葉…などなど。

海老真薯(えびしんじょ)。真薯とは、蒲鉾の基礎材料となる糝薯(しんじょう)に様々な材料を加えて蒸したもの。蓮根が刷り込まれており、松茸の香りと相まって嗅覚に訴えかけてきます。真薯には焼いたり揚げたりするものもありますが、こちらは蒸した真薯に出汁のきいた餡がかかっていました。

お造り盛り。手前にネギトロ、左の舟盛りに海老、カンパチ、鮪、イカ、奥の白身はタイ、そして生野菜のバーニャカウダーに自家製味噌を付けた布陣。新鮮そのものでペロリ。

パフォーマンス第一弾、握り寿司。こちらは献立には入っていなかったお寿司。目の前で寿司を握ってくれました。お皿は鶴を模っており縁起の良さを感じます。最初ハトだと思った私は…

パフォーマンス第二弾、雲海鍋。奥の細道の代表作とも言えるお料理。一見するとすき焼きですが、砂糖の代わりに綿菓子を使っています。梅田に綿菓子ラーメンで有名だったbirdという店がありましたが、そのようなキワモノ感はなく歴史に由来しています。かつて秀吉公がお坊さんを連れて有馬の地を訪れました。肉をガツガツ食べる秀吉公を見た僧侶達は、堂々と食べることができず、こっそりを綿に包んで忍びながら肉を食べたという逸話を現代風にアレンジされたものが雲海鍋です。

このまま食べても美味しいのですが、付け合せに長芋と卵を混ぜたこちら。一般的なすき焼きは溶き卵を使用することが多いと思いますが、長芋の粘り気が旨味が凝縮された宮崎牛に絶妙に合うんです。

口替りに冷製の茶碗蒸し。ただの茶碗蒸しではなく雲丹が乗りフォアグラが埋め込まれています。周りの生地は薄味ですが、雲丹やフォアグラが濃ゆいので良い塩梅。妻はフォアグラを食べられないので丸っと頂きました。

焼き物はのどぐろの蒸し焼き。葉っぱの隣にあるのは骨を揚げたカリカリ。身は締まっているけれど箸でスパッと切れるほどの柔らかさ。下にあるのは長芋で、のどぐろの旨味が染み込んでいました。スライスした長芋に魚を乗せて包み蒸し焼きにするだけでこうなるのだと感動。

献立に載っていないサービス第二弾。松茸の天ぷら。贅沢に松茸を四等分して揚げられたものが2つ。街の定食屋のようにうっすいぺらぺらの松茸ではなく正真正銘がっつり松茸です。噛めば噛むほど旨味が滲み出てくるのはもちろん、口の中から香りを楽しめるのは松茸だけですね。1年分の松茸をここでかぶりついた感じです。

お食事として鯛と松茸の炊き込み御飯(また松茸か!)。先ほどサービスで松茸に天ぷらをかぶりついたところですが、再び松茸が降臨。タケノコの炊き込み御飯も大変美味しいのですが、海と山の極上の素材を一度使えばタケノコには戻れない怖さがあります。めちゃくちゃ美味いです。「食べきれなかったらお握りにするので部屋で食べて☆」とのありがたいお言葉。この釜でお茶碗2杯分くらいあります。ここまでハイペースに食べてきて、かつ仲居さんも色々サービスしてくれるので正直満腹です。一杯だけ食べて残りはお握りにしてもらうことにしました。

パフォーマンス第三弾、デザート。魔法のシャーベットと言いまして、アイスのもとに液体窒素を混ぜ合わせることで瞬間冷凍して作られます。雲海鍋と並んでこのお宿の定番です。液体窒素は触ると火傷するため素人がやると痛い目に遭うこと必至。写真のような煙の中でも手慣れた手つきで混ぜ合わせられるのは流石プロ…と感心しました。

出来上がったのがこちら。バニラアイスに"おいり"という香川県名産のあられが乗せられています。おいりはサクッとした食感で口の中でスーッととろけていきます。アイスと一緒に食すと、溶けたおいりがアイスにからみ合い、アイス単体を食べた時とは違った食感を楽しめます。

最後にデザート盛り合わせ。右下は柿のジャムを付けたヨーグルト、右上はフルーツ、左上はシフォンケーキ、左下はインパクトしかありませんね。これはポポーという果実で、外観はアケビ、中は柿に似ていることからアケビガキとも呼ばれます。果肉の食感はアボガドに近く濃厚クリーミィ。甘さは控えめで、カスタードクリームのような食感です。皮ごと丸かじりできるので、種以外は余すところなく頂けました。市販されているのも見たことがなくまさにレア果実。初めて口にしましたが、見事に病み付きになってしまいました(通販で探しています)。

スタッフ全員で楽しませてくれてフルコース2時間が経過するのがあっという間に感じられました。これ以上入らないくらいにサービスを受けたので、部屋に戻った後は少し休憩。足湯があることを思い出したので、エントランスの反対側に向かってみます。

こんな形で足湯が設けられています。お湯の出口は写真の亀さん。ちょっとコワイですが、お湯は熱すぎずぬるすぎず、独り占めできるならばここでのんびり過ごすのも良いかもしれません。

 

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