【2018年注目モデル 】finalが手がける新しいイヤホン
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昨年末にfinal公式にて告知されたMake Projectはもう確認しましたか?

オーディオファンのみならずイヤホンにそれほど興味がないという一般的なユーザーまで幅広く使用できそうな機種が現在クラウドファンディングに出ております。ユーザーの好みの音質に調整することができるというのが売り文句の一つで、最大で729通りに及ぶとのこと。私も多数のイヤホンを所持していますが、これほどまでに音を可変できる機種は存在しなかったので熱い眼差しでオーディオメーカーとして全く新しい試みをしているfinalさんを応援しております。

募集期間は3月末頃までで、実際に出荷されるのは今年の夏を予定しているので、受け取れるのはもう少し先となりますが、定価の20~30%OFFで入手できるチャンスでもあるので、当記事にて概要を紹介したいと思います。

クラウドファンディングやったことあるよ、という方は、コチラのページより進めていっても問題ございません。Makuakeの当該ページのハイパーリンクを付けています。

finalとは

finalは1974年創業の日本のオーディオブランドで、製品だけでなく、その部品を生産する機械の開発まで一貫して自社で行い革新的な製品の開発・研究に着手しているメーカーでございます。旧社名はfinal audio desigh(ファイナルオーディオデザイン)。

2007年にイヤホン及びスピーカーの開発受託、生産請負事業を業界シェア世界第2位のコネクターメーカーである日本モレックスと共に始めるも、2015年に日本モレックスより独立し、同時に本社を品川より神奈川県川崎市に拡張移転し、品質と開発力を高めるため、高級品の生産及びドライバーユニットの開発拠点を一体化する。さらにこのタイミングで旧社名であるfinal audio designから現在のfinalに屋号を変更しました。イヤホンの開発に着手したのは2009年頃からで、良質なモノ造りと修理体制の確立のために、ハイエンド商品は川崎の自社工場でハンドメイドでの生産としております。 国産のオーディオメーカーは数あれど、既存のイヤホン・ヘッドホンの枠を超えて幅広い開発ができるのが強みで、最近ではアンダー5000円のE2000/E3000はマニアから一般人まで幅広く愛されるヒット商品を生み出しました。

Makeプロジェクトとは

そんなfinalですが、定期的に「イヤホン組立体験会」を開催していました。元々はイヤホンの構造を広めるために筐体・内部配線・チューブ・ドライバーといったシンプルなパーツの組立がメインでしたが、フィルター等のパーツを使った音のチューニング方法を参加者に伝えたところ、自分好みの音を作れることが好評となり話題を呼び、チューニングに注力したイベントへと進化していきました。私も一度だけ参加したことがありますが、イヤホンはパーツさえあれば誰でも組み立てることができるので(それがイイ音かは別として)各自でチューニングできる機構を持った機種が出れば流行るんじゃないかと思っていたところに今回の企画がタイミングよく登場しました。

クラウドファンディングの当該ページでも言及されていますが、音の感じ方は千差万別で、耳の形状は人それぞれで同じユニバーサルイヤホンを聴いても装着感は鼓膜までの微妙な距離感でその本人が聴き取れる音質は変わるもので、周りが高く表する機種が自分には合わないこともあるというのも当然のことです。どんな高級価格帯のイヤホンよりも自分でチューニングした音が気に入ってしまうという数々の声が上がっています。

自分だけの音を見つけると、それまで聴こえなかった楽器の音色や音の立体感を感じられる他、ボーカルの息遣いや音の艶感までもが一聴して分かる場合もあります。Makeプロジェクトでは自分の好きなように音をチューニングして、自分だけの音を追求し、末長く音楽を楽しんでもらうことを目標として開始されたのです。

 

Make1

バランスドアーマチュア型ドライバー(BAドライバー)を高域に1基、中低域に2基、計3基のドライバーを使用したモデルです。BA型ドライバー特有の高い解像度に加え、全体にナチュラルな音質設計を施すことによって、クリアで広がりのあるサウンドを実現しました。各帯域をそれぞれのドライバーに役割を持たせることで楽器毎の分離感を強めることができるのが特徴です。反面複数ドライバーを使用すると各ドライバーから出力される信号を上手にミックスする必要があるため、チューニングを怠ると音楽プレイヤーで強めにイコライザーを掛けたような歪んだ音が出来上がってしまうこともあります。このタイプで作れる音は77通りとされています。

付属するケーブルは高純度OFCシルバーコートケーブル。端子はMMCXでリケーブルすることが可能です。

Make2

BAドライバーを高域1基、ダイナミックドライバー(Dドライバー)を低域1基、合計2基のドライバーを使用したモデルです。このような組み合わせはハイブリッド型イヤホンと称されています。要するに性格の異なる2種類のドライバーのいいとこ取りで、BAドライバーの解像感高い中高域とDドライバーの腰の座った迫力のある低音をfinal独自のチューニングで自然に融合させた躍動感あふれるサウンドに仕上がっています。
このモデルで作れる音はMake1の11倍の847通り。全て聞くのに途方のない時間が必要ですね。

付属するケーブルはOFCブラックケーブル。端子はMake1と同じくMMCXでリケーブル可能です。

Make3

最後のMake3はDドライバー1基のモデルです。全帯域を1つのドライバーでカバーするフルレンジ構成だからこそ自然で広がりのあるサウンドを目指します。ユニバーサルイヤホンの市場的に見ても、ダイナミックドライバーを1基で済ませるものでは数千円のものから20万もする高級価格帯まで幅広くラインナップがあり、そのメーカー毎の技術の色が見えやすいのが特徴です。作れる音はMake2と同じく847通り用意されています。付属するケーブルはMake2と同じOFCブラックケーブルです。

仕様比較

音質の調整

素の状態でも高音質を楽しめるよう なチューニングが施されていますが、フィルタを交換することで低域・高域それぞれの調整をユーザーの手で行うことができるというのが当プロジェクトの売りです。フィルターを交換する箇所は複数あり、密度の異なるフィルターを複数種類用意しいるので、その組み合わせによりMake1は77通り、Make2,3は847通り以上の音を作ることができます。

この分解図を見ただけでは一度バラしたら元に戻せないのではないか、手先が器用じゃないのは問題にならないか、等様々な声が飛び交いそうですが、2本のビスで分解可能ですので詳細に記された付属マニュアルを確認すれば多少不器用でも慣れればサクサク音を変えられそうです。

また同梱するフィルタ以外にもユーザー個人で用意した独自のフィルタ(綿やシルク等)を入れてやれば、製造者も知りえない音が出来上がる可能性もあり、選べる音は無限大に広がります。

装着感

音に拘るのだからフィット感も良くしたいというのは当然の希望です。

finalはイヤーピースの製造も手掛けており、Eタイプのピースが界隈で高い評価を得ています。finalによると

筐体は3点で保持することにより安定した装着感となります。下の図のピンク色の部分(耳のポケット)のいずれか1点と、緑色の部分(イヤーピース)の1点、青色の部分(耳珠)の1点の合計3点となります。有機的で大きな面で耳に接する形状に比べ、接触面積を限定する形状により、多くの方の耳に適合します。シリコン等の反発力も利用しておりません。

要するに接する点への圧迫感が少ないほど快適な装着感を得られ、内側から圧を掛けて蓋をするウレタンタイプのイヤーチップが耳に良いとは言えないということですね。各モデル、イヤーチップEタイプLL/L/M/S/SSの5サイズが付属する予定です。

クラウド出資者特典価格

早割で段階毎に割引率が減っていくスタイルです。

2018年2月7日現在では、どのモデルの25%OFFが適用される段階でまだまだこれからといったところでしょう。

最大割引はフルセットで30%引で、私は全部お買い上げするつもりでいます。合計1771通りの音を8万足らずで入手できるなら間違いなくお買得ですし、純粋なオーディオクラスターから新しいもの好きなガジェオタや機械いじりが好きなマニア、さしては音にそれほどこだわりのなかった一般人の方まで幅広い層で活用できそうな代物であることは間違いないので、皆様もお一ついかがでしょうか?

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