【この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。】

韓国のオーディオメーカーIRIVER社から新DAPの情報が公開されました。

その名もA&normaとA&futureの2柱。すでに販売されているA&ultimaの仲間で、スペック上は上から

ultima(ウルティマ)→フラグシップライン、futura(フューチュラ)→プレミアムライン、norma(ノーマ)→スタンダードラインの序列

フラグシップとプレミアムの差がどんだけあるのか気になりますが、単純にSP1000の廉価版というものではなく内部回路や筐体デザインなどを一から見直して設計されているとのことです。現時点で公開されている情報から仕様と価格についてまとめましょう。

A&futura SE100

A&futuraの中のファーストモデルはSE100。ルビはフューチャーではなくフューチュラ、ラテン語読みですね。SP1000より桁が一つ小さいのでその下のグレードと考えると覚えやすい。

DACチップはESS製のプロフェッショナルグレード8chDAC「ES9038PRO」が採用され、左右のチャンネルそれぞれに、4ch分のDACを割り当てて処理する事で、SN比の優れたサウンドを実現したという。PCMは384kHz/32bitまで、DSDは11.2MHzまでのネイティブ再生が可能。アンプ設計とノイズ対策技術も取り入れ、4.1Vrmsのバランス出力も可能。この出力値はSP1000バランスの3.9Vrms、AK70MK2バランスの4.0Vrmsを上回っており、まぁそんなに大きな差ではありませんが、高い出力を求められるダイナミックイヤホンや多ドラでも問題なく使用できそうですね。

筐体はアルミニウム合金、背面にはガラスプレートが設置され、最上位モデルSP1000がステンレスとカッパーというDAPの材質としては際立って特徴のあるものだったので、アルミニウムが採用されているSE100はそれらよりも音質上の味付けが薄いのではないかと想定します。

内蔵メモリは128GB、SDスロットは公表されていませんがこれまでのモデルと同じく1基搭載されています。充電端子はUSB-Cタイプ。

重量は300gを切る程度でAK380やAK320のAMPなしと同じくらいですね。

価格は€1699(国内予想22万程度)、海外発売は5~6月中とのことですが、日本では代理店がまだ発表していないので未定です。

A&norma SR15

A&シリーズ中で最も下に位置するのがnorma。ルビはノーマ、意味合いは定規座とか基準面とかよくわからん直訳が出てきますが、労働的なノルマっていう可能性も… スタンダードなんだから最低こんだけは売れやっていうモデルなのかも。

こちらのDACチップはシーラスロジック「CS43198」をデュアル搭載。このDAC構成はOPUS#1Sと同じですね。あちらもデュアルで搭載されかつ2.5mmバランス搭載されているので音質面でどのような違いがあるか気になります。

謳い文句として「過去のフラッグシップを凌駕する性能・機能が特徴」。この文句、新製品が出るたびに出てくるのでもう見飽きたのですが、上位モデルと同じくクアッドコアCPUを搭載し、PCMは192kHz/24bit、DSDは2.8MHzまでのネイティブ再生が可能。大抵のハイレゾ音源はクリアでき、普通に運用する分には十分すぎるスペックですね。

筐体はSE100と同じくアルミニウム合金。内蔵メモリは64GBでこちらもSDスロットを1基搭載。

画面が垂直面に対して斜めになっていますが、手に持った時に「画面だけはまっすぐになるような角度」で調整されているようです。全体のサイズ感はAK70MK2と同じくらいですね。

価格は€699(国内予想9万後半)、SE100と同じく国内での発売日・初動定価は未定です。

夏のポタフェスあたりでまみえることを期待!

Twitterでフォローしよう