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海外通販のトラブルの大半は配送絡みです。まっとうな商売をしている出品者であれば「ものを送ってくれない」ってことはありませんし、物理的距離が長いことから出荷してから受け取りまでに時間を要することが一番の原因です。

海外通販していると運が悪くそのような事態に遭遇することもあるかと思います。せっかく買ったのに物が届かず返金もされなかったら泣き寝入りになりますが、万が一配送事故により荷物を紛失されたとしても買い手側に瑕疵はありません。当記事では海外通販するにあたり、購入前にチェックしておくべき項目及びトラブル事例とその対処法についてまとめたいと思います。

購入前にチェックすべき4項

実在する住所か

実店舗がネット通販する場合もありますが、中には通販のみのショップも多数存在します。Googleストリートビューなどを活用して実在する住所かどうかチェックしましょう。電話することはないと思いますが、TEL番号も明記されているかどうかも合わせて確認する必要があります。住所が嘘であるか電話番号が存在しない場合は99%詐欺師と判断してOKです。

レビューが付いているか

基本的に海外通販ではネットでの評判が全てです。そこで多くのカスタマーがポジティブな評価をしているならば安心できます。逆にレビューが付いていなかったり、ネガティブな評価が目立つ場合(配送されない、破損していた、偽物だった...etc)、利用しちゃいけないことは明白ですよね?

支払いにPayPalが使えるか

PayPalを利用できるということはそれなりに信用することができると考えてOK。PayPal側もショップに対して厳しい審査をクリアするので、詐欺目的の会社はそこで弾かれます。

配送にトラッキングが付いているか

海外通販は出荷から受け取りまで物理的距離が大きいため、「今その商品がどこにいるか」をチェックするためにトラッキング番号は必須です。万が一到着しない場合に届いていないということを証明するものなので、ショップ側に強く交渉することができます。

 

逆にいえばこれらを満たさないショップでは買っちゃいけないということになります。詐欺店舗がワンサカ存在していますし、海外通販での失敗は自己責任ですから自己防衛という意味でも全てクリアできていない店は回避するようにしましょう。

トラブル事例

eBayにせよタオパオにせよ海外の現地ストアにせよ、様々なトラブルが考えられます。自分の買った物がたまたま遭遇することは稀ですが、これから海外通販したいビギナーはどんなことを起こりうるかを予め知っておくと有益になるかと思います。

商品が届かない場合のトラブル

支払ったけどモノが届かないというのは海外通販の中で一番多いパターン。これは売り手側が出荷していないか、出荷したけど配送途中にあるかのどちらかですね。購入前のレビューで発送リードタイムはおおよそ把握できるので、後者であるケースがほとんどで、その判別のためにトラッキング番号は確実に押さえておくべきです。

出荷されていると分かっているならば、そのトラッキング番号より配送業者へ確認あるのみ。売り手に確認しても「もう出荷したよ」と言われるだけですからね。発送から到着までの日数は配送業者にもよるし出荷元地域にもよるので一概には言えませんが、最速で届けてくれるエクスプレス便でもない限り1~2週間掛かることは当たり前です。効率重視で週に1~2便しか日本向けに飛ばないところもありますし、通関手続きにも数日掛かります。場合によっては通関をクリアできず出荷元へ返されてしまうケースもあります。日本のように1~2日で届くことは滅多にないので、最低でも2週間は粘り強く待ちましょう。

それでも届かない、いつまで経ってもトラッキング内容が更新されない場合に初めて配送事故を疑うことになります。特に現地の空港を飛び立っているにも関わらず3日以上何も更新されない場合は限りなく黒に近いグレーです。荷物を載せた飛行機ごと墜落・失踪したか、一部荷物を紛失・落下させた可能性が極めて高まります。配送業者に確認して状況を特定、そして現物がない以上は支払うことができないと売り手に返金を申し出ましょう。

基本的な考えとして、配送事故などの業者側の不手際は売り手側が全て被ることになります。そのために運送保険などが存在しているので、それに入っていないならば売り手の自己責任に他なりません。それでもゴネるようならクレジット会社側から支払いを止めてもらう交渉も可能です。

商品が届いた場合のトラブル

次に商品は届いたものの、破損していた、別の商品が入っていた、個数が足りていなかった、逆に多く入っていた、偽物だった、などなど、オーダー通りに梱包が入っていないケース。一つずつ確認していきましょうか。

破損していた

一番厄介なパターンです。売り手的には正しいものを送ったのに配送途中に壊れてしまったのならば円満に解決しない可能性が極めて高いです。ただ買い手の立場としては「箱を開けたら壊れていたのにこちらの責任にされましても…」って思っちゃいますよね。これに関しても運送保険がありますので、まずは売り手側に写真添付して事実を伝えましょう。粘り強い交渉が必要となるかもしれませんが、まともなショップならばそこらへんのリスクヘッジができているので新しいものを送ってくれるか返金対応に応じてくれると思います。

別の商品が入っていた

異なる製品が入っていた場合は、未配送と同じ状態ですので「オーダーしたものが入っていなくて代わりにこれが入っていたんだけど?」と連絡するしかありません。新しいものを送ってもらい送料は売り手負担に限り返送という条件で交渉しましょう。

個数が足りていなかった

同じものを複数個購入するケースもあるかと思いますが、この場合も足りていない以上は未配送と同じなので、正しい個数となるように追加発送してもらいましょう。

多く入っていた

梱包ミスで少なく入っていることもあれば多く入っていることもあります。特に少ないケースだと思いますが、一応売り手側に「余分に入っていたんだけど?」と知らせるだけ知らせましょう。送料振り込んでくれるなら送り返すくらいの度量で対応するとよいでしょう。送料を買い手に求めるようなら頂いてしまってOKと私は思います。

偽物だった

この場合は返金対応を望むことは絶望的です。申し出ることは簡単ですが贋物を販売するような売り手に返金を求めても十中八九無理ですね。ダメ元で問い合わせて一蹴されたら勉強料として諦めることが肝心です。騙される方が悪いと言うつもりはありませんが、こういうショップは購入前の4項目で確実に引っかかります。偽物と疑わしきものを販売しているショップならレビューに悪評が立ち並んでいますから回避は簡単でしょう。偽物を堂々と売るようなショップを選んでしまった買い手も悪いと思いますよ。

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