オーディオ全般

【随時更新】イヤホンのレビュー方法を変えようと思います -好みの音に沿って点数化-

オーディオ、特にDAP-イヤホンで完結するポータブル系にこだわっている管理人です。イイと思った機種、話題性の高い機種は自身の備忘録も兼ねてレビューするようにしていますが、これまでなんとなく感覚的に書き連ねるレビュー記事が多く、読み手にとって「こいつはどういう音の傾向が好みで、何を重視しているのか」という柱の部分が伝わりにくいと読み返してみて思いました。

そもそもレビュー、インプレとは完全主観でOKと考えているので、製品の良し悪しをネットの海に放り込んでくれるブロガーが増えてくれればそれだけでありがたいのですが、読み手の立場に立ってみると「客観目線で書いてある記事」の方が嬉しいに決まっています。

そこで私のオーディオ製品、とりわけイヤホンに対する評価軸というものを明文化するとともに、今後レビューする機種についてはこれまで通り感じたことを列挙していき、加えて私の評価軸で100点満中なんぼやねんと点数で表記していきたいと思います。

そっちの方がぱっと見分かりやすいですよね?とりあえず試験的にやっていきたいと思いますので、適宜改良改善を加えていきましょう。

イヤホンに求めること

ズバリ装着感と遮音性。まずこれが大前提にあって音質はその後の話。装着感が悪くて音がイイモデルは沢山ありますが、そういった機種は人に勧める分には良いのですが購入に至らないのが常です。また装着感が良くても音質がいまいちならこれも評価としては高くはなりません。そういうのはフィット感が良いだけの機種止まりです。

音質を重視するというのは当たり前の話で、これも好みに合うか合わないかの話で片付けようと思えばそれで済んでしまいますから点数化は難しいですね。装着感/遮音性も音質と並ぶほど重要な要素ですが、私の場合イヤホンを新調する時は、まず装着感の良し悪しで候補をふるいに掛けて、最終的には一番音の好みに合うものを選択するという流れになります。ですのでトータル100点の中で装着感/遮音性と音質を同格で語るのではなく、配分比率としては1:3くらいのバランスにしたいところ。

各ファクターの加重

装着感/遮音性、音質の2要素が私のイヤホン評価の基本軸となります。装着感が良ければ遮音性も高くなる傾向にあるので、これらを切り分けて考えるのは難しく両者合わせて考えるべきでしょう。

配点としては装着感/遮音性50、音質100。前者は上限を100まで引き上げる必要性が薄いので、カスタム同等のフィット感を50と設定しました。

これを装着感/遮音性:音質を100点に圧縮すると、50*1/2+100*3/4=100という式となります。

本当は価格や付属品や保証内容も考慮に入れたいところですが、製品自体のレビューなのであえて省きます。装着感/遮音性と音質の2柱で十分でしょう。これに価格が関わってくると、3万円にしてはめっちゃ良いね、10万もするのにクソだね、というように評価がボヤけてしまいます。そういう文句があれば別項でコメントします。

装着感/遮音性

良し悪しを点数化するのは難しいですが、ある程度は基準を設けておく必要があります。装着感は耳への収まり、遮音性は外音をある程度シャットアウトできるレベルで十分。耳栓のように無音状態でも聴こえなくなるレベルは求めませんが、隙間ができて外の音が入ってくるようだと評価としては低くなります。イヤーピースは試聴時でも購入レビューでもシリコンタイプで判断します。

  1. 50~41:カスタムIEM相当、筐体が耳にマッチしており収まりも完璧。遮音性も高く、騒がしい店内でも大きくシャットアウトしてくれる。
  2. 40~31:カスタムレベルとまでいかないが装着していてストレスフリー、かつ遮音性も確保できている。
  3. 30~21:装着感は良好だが遮音性が伴っていない。イヤピによる調整必須、屋外用途でギリギリ使えるレベル。
  4. 20~11:装着できなくはないが、装着感もいまいちで遮音性も低い。
  5. 10~0:痛みを伴うレベルで筐体が合わず、装着できない。極めて絶望的。

イヤピによって感じ方が変わるため購入後試行錯誤してこのファクターの点数が上がることもあるでしょうが、試聴段階だと直感で点数を割り出します。この評価軸だと、50点はユニバ機では殆ど存在しません、強いて言うならAROMAやHORIZON、NEPTUNEが40点台後半、装着館に定評のあるUnique Melodyはそれより劣るので40点前半、Campfire AudioのANDROMEDAタイプの筐体は屋外用途で最低レベルではないので30点台前半、VEGAタイプの筐体は装着感はANDROMEDAより良いが遮音性が劣るので点数的には同等、私が愛用しているDreamもこの辺り、RE2000に関してはイヤピ調整でごまかしている節があるのでギリギリ30点あるかないか、20点台前半まで落としていいかも。他に20点台の機種はfinal EシリーズやIE800、EDC velvetなど、20点以下はRK01、10点以下は悪名高いステレオプラウダくらい。JH audioは機種によってまちまちですが、私の耳的には30点はあげてもいい装着感と遮音性です。こんな感じで評価していきたい。

音質

私の好きな音にどれだけ沿ってくれているかを表す指標です、私が重要視するのはこの3点。

  1. 低域よりも中高域重視、低域は量より質、スピード感高めにカッチリ固めに鳴らしてほしい
  2. ボーカルも楽器の一部、全楽器の音をバラして聴きたい、解像感高めは正義。
  3. クラシックやジャズを聴くわけではないので余韻軽視、音場も重要ではない

低域よりも中高域重視、低域は量より質、スピード感高めにカッチリ固めに鳴らしてほしい

帯域としては中高域重視です。高域がキンキンするレベルで刺さってくれてもOK。濃密なのもいいけどクリアさ重視。低域は量はいらないが、スピード感高めにかっちり鳴らしてほしい。とはいえ低域不要論を唱えるわけではなく中高域を邪魔しない程度で音像ハッキリ鳴らしてくれたらそれで十分。ただ量を多くしただけでは埋もれてしまいますし、低音が支配するタイプのイヤホンは好みではありません。

ボーカルも楽器の一部、全楽器の音をバラして聴きたい

ボーカルが最前にきてくれなくてもOK。どちらかと言えば楽器の音色をハッキリと聴きたいタイプなのでボーカルはむしろ下がってくれれていい。男であろうが女であろうがソロであろうがマルチであろうが、楽器と同列にいてくれればそれでOK。ボーカル特化型イヤホンでもバックサウンドを際立たせるような元気なサウンドは好きです。

クラシックやジャズを聴くわけではないので音場も重要ではないが余韻は欲しい、ライブ音源を気持ちよく聴きたい。

よく聴くジャンルはロック、エレクトロ、映画/ゲームサントラが9割を占めています。テンポの速い曲調が多く、必然的に解像感、スピード感重視です。思うにスピード感と余韻は相反するものと考えていますのでどちらを取るか二者択一なのですが、音のリリースが速すぎるのもすぐに疲れてしまいますから多少の余韻は欲しいところです。音場はライブハウスやライブステージ前列で聴くように、私の用途的には横に広くある必要があまり感じません。

これらを総合してトータル100点で音質を評価したいと思います。こちらは減点方式、気になる点が見当たられば都度マイナスしていく手法を取りたいと思います。同じ音を奏でるイヤホンなんてありませんから、こういう音なら何点、というように基準を設けることはできませんが、気になるポイントがあれば、その数だけマイナスしていきます。

  • -4 やや気になるが用途的には差し支えない。
  • -7 用途に差し支えるレベルで気になる。
  • -10 苦手、無理

注意点

個人ブロガー一人が勝手に点数化するレビューです。万人共通に当てはまる指標など存在しませんので、絶対視するのは非常に危険。装着感も私の耳型に限る話ですし、音質も上記の嗜好に基づいて気持ちよく聴けるなら高い評価になりますし、どこかそぐわぬ点があれば評価は下がってしまいます。

しかしながら、ものは考えようです。私と似たジャンルを聴いており好きな音の傾向が似ている方はソコソコ参考になると思いますし、逆に私と逆の嗜好を持つ方は私が低く点数をつけた機種がマッチする可能性が高いと思います。何れにしても私の意見は参考以下に留め、気になる機種があるならご自身で試聴して判断をして下さいね。自身が良い音と思うならそれでいいのです。ですから私も好きなように評価させてもらいます。

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