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2018年も続々と新製品が出てきています。DAP部門で言うならばIRIVERは相変わらず色々と出してきていますし、PAW GOLD TOUCHやR2R2000といったハイエンドモデルも年内発売を控えており、さらに秋口にSONY WMシリーズのモデルチェンジの可能性もあり目が離せません。Oriolus DP150や

中国のCayinも他社に対抗できるフラクシップモデルの開発に着手、プロトタイプが完成し七夕に開催されるポタ研でお披露目されることのこと。聴いてみて触ってみないことには何ともレビューもできませんが、現時点で判明している情報をまとめましょう。

真空管KORG NuTube

Cayin 25周年記念に向けて開発されたフラグシップモデル。

最大の特徴は真空管KORG NuTubeを搭載している点。音楽プレイヤーに真空管という発想、頭がおかしいとしか思えません(褒め言葉)

KORG NuTubeの特徴は小型、高省電性、寿命30000hとポータブル用途で本領発揮する次世代の真空管です。個人的に私のオーディオ環境はホームオーディオでもありませんし、ポタアンを採用していないので真空管との馴染みがほとんどありません。パッと思いつく真空管製品といえばALOのContinental Dual MONOですが、これを初めて聴いたときはあまりの音場の広さにポータブルの域を超えている音だと感動したものです。

真空管を使ったDAP、話題性も十分すぎますし、何よりも一度は聴いてみたい。まだまだプロト段階ですが、惹きつけられる魔力がありますよね。

仕様に関して

  • DACチップは旭化成エレクトロニクスのAK4497EQを2枚挿し。こいつを採用しているDAPといえばCOWON PLENUE2やPLENUE MKⅡ。AK4497EQの一世代前のAK4490EQもCayin N5ⅱやIRIVER 第三世代全般に採用されたり、とにかく多くのDAPで使用されてきました。
  • 3.2インチタッチパネル搭載。R2R2000のようなタッチもどきではなさそう。
  • 本体材質はCNCステンレススチール製、背面はゴリラガラス。
  • DSD512と64bit/ 768kHz PCMのネイティブ再生。オーバースペックすぎます。
  • 内蔵容量は128GB、SDスロット1基搭載。
  • 出力は3.5mmヘッドホン端子、3.5mmライン出力、4.4mm5極バランスと盛り沢山。
  • NuTubeによるアンバランス「チューブ」モード、バランス時は「シリコン」モードと自動切り替え
  • USB Type-C端子採用。少しずつCタイプが増えてくるのは良いこと。SONYも追従してくれ。
  • micro HDMI端子採用。どの場面で必要になるか謎。
  • ディスプレイ下部のカラーイルミネーションで演奏中のファイルを判別。CHORDのような遊び心を持たせている様子。
  • サイドダイヤルは2種類、上部にボリューム、下部に曲送りや再生ボタンを一体化したクリックボタン。

気になるポイント

真空管もそうなんですが、ステンレス筐体でAK4497EQ2枚挿し、DSD512と64bit/ 768kHz、4.4mm5極バランスと他のスペックもなかなかのものです。お値段がとんでもないことになりそう。少なく見積もっても20万、今後の調整次第では30万クラスになることも十分考えられます。

UIも独自のものを採用しており、音は良いけどUIがクソという残念なことにならないことを祈るばかり。稼働時間もどうかな〜って感じ。

見た目は賛否両論、個人的にはイマイチ所有欲が湧き出てきません。カラーイルミネーションは面白いと思ったのですが、私の所持する音源の大半は16bit/44.1kHzか24bit/96kHzなので2色にしか変わらないことにw いろんなフォーマットを持っている人には楽しめそうです。

またこれだけ色々積んでいるので想像以上に分厚く重量感がありそう。これはポタ研でのレポを期待(他力本願)

まだまだ未判明な部分が多い新DAPですが、各社独特の技術を盛り込んできてくれるので横並びに比較するのも面白いですね。関西でも試聴会を開催してほしいところです。

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