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音質

SE100にて試聴。前提としてはメーカー推奨のエージングが成されていない新品おろし立てに近い個体です。どの程度変化があるかなんとも言えませんが、通常版とコラボ版の違いはおおよそ把握できました。

通常版はやや中高域寄りのフラット傾向。シングルダイナミックのTE-D01dにBAドライバーによる繊細さが加わって、全体の解像感は上がっています。高域の細かい音を拾ってくれるカッチリしたサウンドとなっているので、曲によっては刺さりやすいかもしれません。

低域の量が不足しているわけでもなく、ベースやキックの仕事はハッキリ捉えられます。音場は狭くもなく広くもなくマイルドに仕上がっており、完全ワイヤレスとしては上手く空間表現できているように思います。

コラボ版になると重心が下がって低域重視となります。高域の刺さる部分は消え去り、ベースの支配力が上がる反面、やや繊細さに欠くかなという印象を抱きましたが、リズムに乗りながら楽しく聴けるのはこちら。

両モデル、ボーカルは比較的近めで演奏との一体感は強く、オールジャンル使えそうな魅力を持っていますが、ロック・ポップス系ならばコラボ版、ジャズやバラードなどは通常版がマッチすると思います。

約2年に渡るトライアンドエラーを重ね、延べ3,000時間を超えるリスニングテストが行われた結果ようやくリリースされたモデルなので自然と期待値も上がってしまいますね。メーカー公称約30-50時間程度のエージングが推奨されているので、鳴らし込みが済んだと思われるタイミングでもう一度聴きたいところです。

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予約方法

  • ヨドバシカメラ・ビックカメラ・ヤマダ電機などの量販店
  • eイヤホン・フジヤエービックなど専門店
  • amazon

などで7月22日から予約スタートしていますが、22日即日サーバーダウンするサイトも見受けられる程の殺到ぶりで、現状発売日にゲットするのは困難となっています。今のところどのサイトも予約停止していますが、限定生産でないことが分かっているので定期的に予約が再開されます。時間が掛かってもいいから新品を入手したいという方は定期的に公式Twitterをチェックするといいでしょう。供給が安定するには少し時間が掛かりそうですね。

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まとめ

2万円前後の完全ワイヤレスとしてはベストバイな気がします。筐体設計・音質共に不満はありません。

音質は通常版との好みの差に留めていいレベルではありますが、凛として時雨・ピエール中野さんのファンならばコラボ版が欲しくなるのがファン心というもの。数量限定品というわけではないので決して転売野郎から割高で買うことのないように。(定価ならありがたいですが)

また予約再開するたびに一瞬で引当残が枯渇することから、発売直後に中古が溢れる可能性も高そうです。どうせ数ヶ月待たされるならば発売直後の新古品を狙うのもアリなんじゃないかと思います。

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