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MW07 / MASTER & DYNAMIC

  • φ10mmカスタムベリリウムドライバー採用
  • NFMI (Near-Field Magnetic Induction /近距離磁界誘導)ペアリング技術を搭載
  • 防水規格IPX4
  • Bluetooth® 4.2対応
  • 対応コーデック AAC, Apt-X
  • 最大再生時間3.5時間、付属ステンレスケースと合わせて9時間再生可能
  • デザインは"Tortoise Shell"、"Steel Blue "、"Matte Black"の三色展開
  • 特許出願中のシリコンFit Wingsによる高い装着性能を実現
  • 通常保証2年
"MW07"のテーマはラグジュアリー。アセテート素材を採用した筐体デザインはイヤホンのそれとは思えない完成度の高さです。完全ワイヤレスイヤホンとしての性能は当然クリアしているので、外観だけ良いというネガティブインプレッションが少ないのもその実力の高さの表れでしょう。 見た目以上に装着感は良好。完全ワイヤレスでは筐体を覆うシリコンカバーとイヤーピースによる二重のフィッティング調整が可能なモデルが多く、MW07でも"Fit Wings"と呼ばれるカバーが付属します。サイズは2段階しかないのでどちらも合わない可能性があるものの、小さい方がユニバーサルに対応しやすいかと思います。個人的にはSednaEarFitでMOMENTUM以上の快適度でした。 バッテリーは本体3.5時間、ケース込みで9時間とMOMENTUMより一回り少ない容量ですが、一日フルで使ってもギリギリ持つという点では問題ない範疇かと思います。 音質面でも完全ワイヤレスとしては及第点。ベリリウムダイナミックドライバーの効力はなんとも言い難いですが、比較的中高域寄りで弦楽器全般を聴くには悪くありません。低域については曲の地盤を固めるベースの存在感が光ります。音圧が強いタイプなので、低音量でも質感の高い低域と共に歯切れの良いクリアーなボーカルを聴かせてくれるのはこのモデルならではと思います。 価格は約4万円。これは"MOMENTUM True Wireless"より高く、ヴィトンモデルを除き2019年2月時点で発売している完全ワイヤレスとしては最も高額です。
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TWZ-1000 / ZERO AUDIO

  • Qualcomm®社の最新チップQCC3026搭載。
  • Bluetooth® 5.0対応。
  • 対応Bluetoothプロファイル A2DP、AVRCP、HFP、HSP
  • 対応コーデック SBC, AAC, Qualcomm® aptX™ audio
  • 本体はIPX5対応防水設計。充電ケースはIPX3相当の防雨仕様。
  • 連続音楽再生最長7時間、小型充電ケースを使用することで総再生時間28時間を実現。
  • 専用APP対応予定(2019年春リリース予定)
  • ハンズフリー通話用マイク内蔵。(右側のみ)
Qualcomm社の最新チップを搭載しTrueWireless™ Stereo Plus対応のデバイスと接続することで飛躍的に安定性が向上し消費電力も低減可能。LDSアンテナ搭載。LDSという高度な製造技術によりキーデバイスであるアンテナを理想的なポジションにレイアウト、音の途切れを抑え安定した接続性能を発揮します。 防水性能が他のモデルより高くIPX5対応という設計となっています。IPX5は防噴流形で「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない」とされており飛沫の保護に留まるIPX4より防水性能は高いのが特徴。 フィッティングも上々です。有線のモデルでも装着感が極めて良好なモデルはいくつもありますが、ケーブルレスで装着感をシビアに調整できることからA評価とします。筐体にシリコンカバーを取り付ける構造となっており、このカバーのサイズはS/M/Lと三段階用意されています。私はMでちょうど良かったのですが、耳穴の小さい方だとSに変えてみることを推奨。またイヤーピース次第で遮音性も大きく変わりますが、個人的にはクリスタルチップスがおすすめ。寿命が短いと分かりながらもついつい酷使してしまいます。 内部にはグラフェンコート振動板採用しクリアーで引き締まった高音を実現したとのことですが、帯域バランスとしては低域寄りで、量と質のバランスが整っており好感が持てます。腰の据わった低音で中高域に被さる場面が少なく、中高域についてはボーカルの明瞭さと弦楽器の残響感がしっかりと感じられ、それなりに分離感も強いのが特徴。これがなかなか期待以上のサウンドクオリティを誇っています。 バッテリー持ちは本体7時間、ケースと合わせて28時間まで対応可能。毎日充電する必要性はなさそうですね。 定価は¥16,800。"MOMENTUM True Wireless"や"MW07"と比較すると半額以下という価格帯ではありますが、装着感、バッテリー持ちのファクターはこちらの方が優位です。2019年2月現在では入荷待ちとなっており、その人気の高さが伺えます。
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TE-D01d / AVIOT

  • φ6mmダイナミックドライバー採用
  • Qualcomm社製QCC3026搭載
  • CVC8.0ノイズキャンセリング
  • Bluetooth® 5.0対応。
  • 対応Bluetoothプロファイル A2DP,HFP,HSP,AVRCP
  • 対応コーデック AAC,SBC,aptX
  • 防水規格IPX4以上
  • 最大再生時間9時間、1,800mAhの大容量バッテリー搭載で合計100時間以上の音楽再生が可能
TE-D01dは昨年末に登場したTE-D01bのブラッシュアップモデル。TWZ-1000と同じくQualcomm社製QCC3026を搭載しており高い接続性を有しています。 筐体構造としても同じく本体に取り付けるイヤーウィングとイヤーピースの2種類でフィッティングを調整することが可能。有線のユニバーサルイヤホンでは考えられない快適性の高さが売りです。この辺りは"MW07"や"TWZ-1000"と似ていますね。 音質傾向としてはボーカルが比較的近めで聴きやすい。割と高域が伸びやかなタイプなのでTWZ-1000とは性質が異なります。低域もドスの効いた重低音までは出ませんがベースのリードやキックのアタックなどは感じやすいものの、楽器の音の表現力はイマイチですがこれは仕方ありません。空間の広さとか音場の拡がり方とかそういうシビアなファクターを有線並みに突き詰めろっていうのは酷な話ですから私としては普通に聴けるレベルであれば問題ないと判断します。 定価は¥13,000。今回紹介するモデルの中では最安ですが、上位モデルと比較してもなんら遜色ないスペックを誇っています。似たような価格帯の"TWZ-1000"と比較してどっちが良いかを判断するのは難しいところです。共に装着感良好で音質面で異なるので好きな方を選べばいいと思いますが、再生時間が大きく異なること、本体を格納するバッテリーが出力可能ということで差別化できるでしょう。

NT01AX / NUARL

  • Qualcomm社製最新チップQCC3026採用
  • Qualcomm® aptX™ audioに対応
  • φ6mmグラフェンドライバー、HDSSを採用
  • 防水規格IPX4
  • Bluetooth® 5.0対応
  • 対応コーデック aptX,AAC,SBC
  • 対応プロファイル A2DP, HFP, HSP, AVRCP
  • 最大再生時間10時間、追加25時間分の充電ケース付属(充電時間1.5時間)
  • ロールスワッピング機能による片切れ防止
  • 全指向性(cVcノイズキャンセリング搭載)
  • 省電力機能搭載
  • スリープモードと自動再接続機能搭載
  • 通常保証1年(片側紛失サポート付き)
  • アップグレードサービス制度有り
昨年登場して以降完全ワイヤレス市場のランキングトップに君臨するモデル。音質や性能面で突き抜けている訳ではありませんが、アップグレードサービスと保証の手厚さが他とは大きく異なる優位点でしょう。 装着感は"TWZ-1000"、 "TE-D01d"と比べるとやや甘い気がします。この2モデルは筐体全体を覆うシリコンカバーとイヤーピースの2段階で装着感を調整できるのでイヤーピースだけで調整するタイプと比べると全く別物です。"NT01AX"も悪くはないのですが、評価するとすれば"MOMENTUM"と同等程度。 バッテリー持ちは"TWZ-1000"と近い数値。一日使う分には何ら問題ありません。 音質は帯域バランスは中高域に偏っており全体的にスッキリしています。低域の量感が物足りないので、ベースやキックのアタック感を重視する方は合わないかもしれません。フィッティングがイヤーピースに依存することもあってウレタンとシリコンを変えるだけでも低域の量感が変わります。個人的には高域を減衰させずに低音を強化できるクリスタルチップスが非常におすすめしたい。また静止時にホワイトノイズが乗ってくるのが気になります。バラードなど音数少なめの曲は聴きたくなくなりますが、ロック系やEDMなどを好むならばマイナスには働かないかと思います。 定価は¥19,440と2万円以下に収まっております。MOMENTUMやMW07と比べるとまだ手の出しやすい範囲でしょうか。NUARLならではと言えるのが紛失時の保証とアップグレードサービス。片側だけ落としたとしても保証期間1年の間であれば¥8,000で新品1ペアと交換できるのは非常にありがたいですね。またNTシリーズを既に所持している場合は¥10,000でアップグレードさせることもできるので既存ユーザーへの対応も考えられていて素晴らしいと思います。

TrueConnect / RHA

  • φ6mmダイナミックドライバー
  • 防水規格IPX5
  • Bluetooth® 5.0対応
  • 対応コーデック AAC, SBC
  • 最大再生時間5時間、追加20時間分の充電ケース付属(0%から50%充電時間15分、満充電1時間40分)
  • コンプライイヤーチップ、True Connect用イヤーチップ付属
  • 通常保証3年
ここまでのモデルと比較すると外観がAripodsっぽくて少し損をしている気がします。装着感は見た目に反して悪くはなく、シリコンカバー搭載の"TWZ-1000"や"TE-D01b"と比べると遮音性が低いですが、ユニバーサルモデルとしては問題ない範疇です。 バッテリーは本体5時間、ケースで追加20時間をカバーできる上、バッテリー切れ状態から僅か15分で半分まで回復させられる急速充電に対応しているので本体バッテリーの少なさは気にならないと思います、 音質面では完全ワイヤレスの中でもイヤーピースによる変化が激しいため試聴時は要注意。デフォルトで付いているコンプライは相性が極めて悪く、低域モコモコ高音スカスカで得も言われぬ気持ちになりました。低域の量感は多い方ではないのですが帯域バランスが崩れて音像が曇ってしまうような印象を受けます。 個人的に相性の良いSednaEarFitに交換してみると交換前で感じた雑味が消え、ハイハットやスネアの細かいフレーズやエレキギターの高音が心地良くなりました。イヤーピースの嵌り具合や位置によって高域の感じ方が大きく異なるので、自身と相性の良いイヤーピースを持参して試聴するのが最善かと思います。 定価は¥21,400、"NT01AX"より僅かに高い価格帯ですが、もっと下の"TWZ-1000"及び"TE-D01d"のコストパフォーマンスが凄まじいので玄人好みのモデルという立ち位置となりそう。 また通常保証は3年とイヤホンにしては極めて長いメーカー保証が付いているのは大きなメリットです。NUARLのような手厚さはありませんが自然故障によるメーカー対応を長期間受けることができるので、一つのモデルを長く使い続けたいという方にはオススメできますね。
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