Lotooの新プレイヤー"PAW6000"の発売時期が若干ズレ込みました。
当初8月下旬から9月上旬にかけて発売予定だったのが9月下旬に延びているようです。遅延の理由は「製品のディティールを高めたことで、技適など世界各国の法律認証のスケジュールに遅れが発生したため」とされています。
他モデルに向けたファームウェア更新も完了し、システム安定性の向上、M3Uプレイリストの認識の改善に加えて、一部対応していないモデルに関しては「Cueファイルからプレイリストへの追加可能になりました。
スペックは以下の通り。
- DACチップ:AKM"AK4493EQ" シングル
- 筐体形状:PAW Gold TOUCHを踏襲、CNC加工の航空機グレードのアルミニウム合金筐体を採用
- オペアンプ:"OPA1622"
- OS:"PAW Gold TOUCH"同様Lotoo独自OS
- 出力:3.5mmアンバランス/4.4mmバランス接続搭載、ハイゲインで300mW、ローゲインで5mW
- フロアノイズ:-120dBu(オーディオ測定機器で計測可能な限界値)
- 再生フォーマット:PCM 768kHz/DSD 11.2MHzまで対応
- Bluetooth:バージョン4.2
- バッテリー:5,200mAh
- 連続再生時間:15~16時間
- Micro SD:最大2TBまで対応
- USB-Cタイプ採用
- 外寸:W65×H112×D18(mm)、重量225g
- 発売時期:9月下旬
- 価格:165,000円(税別)で確定
なんとなくですが製品コンセプトとしてCayin "N6ii"と似ているなぁと感じました。価格帯も近しいですし、フラグシップ機の一部を踏襲し、性能の一部では優っているところをいい、立ち位置的には下位グレードでも差別化が図られているのは悪くないと思います。カスタムIEMでのリスニングを主とするユーザーをメインターゲットとして開発されただけあって、ヘッドホンではなくイヤホンメインで使用されているユーザーに好評な気がしますね。