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以前告知されていた通り、JH AUDIOの新製品が公開されました。

モデル名は”LAYLA AION”、スペックは以下の通り。

  • BAドライバー12基搭載、Low*4-Mid*4-High*
  • 再生周波数帯域10Hz-23kHz、入力感度117dB、インピーダンス20Ω。
  • カーボンファイバーシェルを採用
  • “LAYLA II”と比較して30%小型化、45%の軽量化に成功
  • 独自のfreqphaseテクノロジー採用
  • ノズル部分にAcoustic Sound Chamber採用
  • ケーブル端子は独自の7pin端子
  • 2.5mm 4極→3.5mm 3極変換ケーブルが標準付属
  • 発売時期は9月、価格は約40万円

LAYLAの第三世代という位置付け。残念ながら静電型の‘“JANIS”の情報ではありませんでしたが、現行フラグシップモデルの更新と違う方向から攻めてきましたね。

フルチタンボディからカーボンファイバーをフル活用しています。内部のチャンバールームを3Dプリントで成型して12基のBAドライバーを最適な位置に配置させることで、シェル本体の内部容積を削減し、“LAYLA II”との比較で30%小さくなり、45%軽くなっています。

freqphaseテクノロジーはJH AUDOの代名詞的な技術で、多数のドライバー構成での時間軸と各帯域の位相を全ての周波数において正確に制御し、ドライバーの信号を0.01ミリ秒以内に確実に到達させ、IEMとして正確な音楽再生を実現します。

これまでJH AUDOの多くのモデルで独自の4pin端子が採用されてきましたが、今回は7pinと更にpin数が増えています。着脱が容易で確実に接続できるというドイツ製ミリタリーグレードのイリジウムコネクターを搭載し、挿入方向が定まらないと物理的に押し込めない構造となっています。個人的には既存の4pinでも十分強度が確保できていると思うのですが、仕様が変わったことで低域調整機能の振り幅がどのように変化するか気になるところです。

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