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フジヤエービックにて、お盆期間限定でQUESTYLEの新作プレイヤー"QPM"が参考展示されています。

外観・筐体設計・サイズ感はQP2Rとほぼ同じ。

DACチップは変わらずAK4490ですが、純A級動作アンプ部を大幅強化。アウトプットパワーはQP2R比で150%、S/Nは2.5倍となっており、バランス接続が2.5mmから4.4mmに変更されています。

操作性はQP2Rとほぼ変わらず。脆そうなホイールはそのままなので、この辺りの操作性が受けるかどうかは人を選びます。

 

全域バランス良く調整されているが、どんなジャンルの曲を聴いても低域がややわざとらしいと感じるのはMH335DWSRを用いたからだろうか。出力大幅アップされていることでイヤモニ程度のインピーダンスならば余裕を持って鳴らせます。

低音楽器の一音一音のパンチ力はそれほど強くはなく、やんわりと拡散されていくようなイメージ。クドさは微塵も感じられず、低音が空間全体を支配するようなボヤけた感覚はありません。ボーカルの艶やかさは最高に心地が良く、宇多田ヒカルしか聴いてませんが、息遣いまでくっきりと映し出す音像感は一聴する価値あり。表現力に長けたDAPであると感じました。全体的な傾向としてはQP2RよりQP1Rの空気感に近いと思います。

海外価格は$2000でQP2Rと比較すると大幅アップ。日本国内では22~24万円あたりが落し所となり、発売時期も現時点では未定です。以下主なスペックを記載。

  • DACチップはAK4490でQP2Rから変更なし。
  • バランス接続を2.5mmから4.4mmに変更。
  • 対応フォーマット:WAV, FLAC, WMA, MP3, OGG, AAC, ALAC, AIFF, DFF, DSF, APE
  • PCM:32kHz-384kHz (16/24/32Bit)
  • DSD Native: DSD64(1Bit 2.8MHz)、DSD128(1Bit 5.6MHz)、DSD256(1Bit 11.2MHz)
  • バッテリーは3100mAh、最大連続再生10時間
  • 内蔵容量64GB 最大2TBまでのmicroSDスロット1基搭載。
  • サイズ感はW65xH134xD14.5(mm)
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