発売を心待ちにしていたI"ER-Z1R"のデモ機がソニーストア銀座に設置されたので早速聴きに行って参りました。午前中は逸早く試聴して予約したい人の列ができていたそうですが、午後は比較的空いており待っている人がいない場合に限り試聴時間制限なしになっていたので、試聴するなら平日昼〜夕方が狙い目ですかね。
IER-Z1Rの仕様
- DD*2-BA*1というハイブリッド構成で、中低域と超高域にダイナミックドライバー、中高域にBAドライバーを配置する珍しい設計。ドライバーは全て自社開発でチューニングから製造まで自社で完結した一貫生産体制となっています。
- 筐体材質はジルコニウム合金とマグネシウム合金を採用。筐体形状としては先に発売した"IER-M7"/"IER-M9"(以下:M9/M7)と似通っており、重量感は違えどフィッティングは似通っています。
- 汎用MMCXによるリケーブル可能で銀メッキOFC導体を採用。
- 標準付属品として3.5mmケーブルと4.4mmバランス接続ケーブルの2本を同梱。イヤーピースは6サイズのトリプルコンフォートイヤーピースと7サイズのハイブリッドイヤーピースが付属します。
- 国内価格は¥199,880(税抜)、発売日は3/23(土)で確定。
- 詳細は下記にてまとめております。
装着感
- 筐体が耳にマッチしており収まりも完璧。遮音性も高く、騒がしい店内でも大きくシャットアウトしてくれる。
- 装着していてストレスフリー、かつ遮音性もそれなりに確保できている。
- 装着感は良好だが遮音性が伴っていない。イヤピによる調整必須、屋外用途でギリギリ使えるレベル。
- 装着できなくはないが、装着感もいまいちで遮音性も低い。
- 痛みを伴うレベルで筐体が合わず、装着できない。極めて絶望的。
材質的に重量感がありますが、耳に入れてしまえばあまり気になりません。 M9/M7と形状が似ており、私個人としては良好なフィッティングを得ることができましたが、上手く嵌らなかったらやや厳しいかもしれません。イヤーピースを変えることで調整しやすそうなタイプで、シリコンかウレタンでも傾向がガラッと変わりそうです。
密度の高い金属筐体なので店内で試したところでは遮音性はM9/M7より上な気がしますが、クリスタルチップスなどを採用するとどれも大差ないと思われます。
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