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久しぶりの実機レビューです。今回のテーマは先のヘッドホン祭にて調達した"IE40Pro"について。ジャスト1万円でゲットできたので、実質的に2割引ってところでしょうかね。SENNHEISERは普段大幅な値引きはやらないので、祭特価様様です。

この機種、本当に1万円前半でいいんですか?っていうクオリティを保持しており、次世代の"SE215"になり得る超絶エントリーモデルと思っております。当方にもっと文章力と表現力があればこのモデルがいかに魅力的であるかを150%の精度で知らしめることができるのですが、あいにく私はそれらのスキルが圧倒的に不足しているので3割でも"IE40Pro"の良さが伝わればいいかな〜って。

それでは早速レビューに移行します。サクッと読めるように短く端的に纏めておりますので、気になることがあればTwitterでリプライ飛ばしてくだされ。

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開封の儀

パッケージはやや大きめ。ウレタンに嵌る形で本体が鎮座しております。カラーはブラックとクリアーの2色展開。

世間的には内部構造が見えるクリアーの方が人気かと存じますが、マットブラックもシックでカッコ良き。

下部の箱にはイヤーピースやクリーニングツールなどが入っています。

本体はコンパクトで軽量。普段使用しているモデルの大半が金属筐体なので、サイズ感と重量感のギャップが凄まじい…

ケーブルは高級感こそありませんが、取り回しは良く、タッチノイズもそれほど気になりません。(独自端子なのでリケーブルしようにも換装できません)

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IE40Proのスペック

IE40Proのスペックを簡単にまとめると

  • ダイナミック10mm広帯域トランスデューサー
  • 周波数特性20〜18,000Hz、インピーダンス20Ω、音圧レベル115 dB(1kHz/1Vrms)
  • 内部ケーブルダクトを備えた着脱可能ケーブル(特許出願中)
  • 付属品はイヤーピース4ペア(内1ペアはフォーム型)、クリーニングツール、ポーチ
  • 定価¥12,600、セール時は10%近く安くなる場合があります。
  • 通常メーカー保証は2年間。

ドライバーはSENNHEISERの他モデル同様ダイナミック一発。これまでのIEシリーズから筐体デザインを見直して、装着感と快適性を向上。特徴的なのは独自のリケーブル機構を有している点で、本体の奥深くまで差し込んで固定する構造となっております。他メーカーのケーブルを試すことはできませんが、コネクタ周りのトラブルが起きにくくなっているのは評価できますし、付属ケーブルで十分音が良いのでリケーブルの必要に駆られません。

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装着感と遮音性

  1. 筐体が耳にマッチしており収まりも完璧。遮音性も高く、騒がしい店内でも大きくシャットアウトしてくれる。
  2. 装着していてストレスフリー、かつ遮音性もそれなりに確保できている。
  3. 装着感は我慢できるが遮音性が伴っていない。屋外用途でギリギリ使える。
  4. 装着感もいまいちで遮音性も低い。ストレスを感じるレベル。
  5. 痛みを伴うレベルで筐体が合わず、装着できない。極めて絶望的。

試聴時は「遮音性がイマイチやなぁ」と思っていたのですが、実際使ってみると装着感が非常に良く、多少遮音性が悪くとも気になりません。隣のテーブルでやかましいマダムズが談笑していても、音楽再生中はオールオッケー。

価格帯的にも筐体形状的にもライバルはSHURE"SE215"でしょうか。あちらもダイナミック一発ですが、ベント孔が開いていないので遮音性はSE215の方が勝ります。装着感は同等。音質は断然IE40Proですが、この辺りは好みの差でしょう。

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