夏のポタフェス秋葉原、行って参りました。ポタフェスってこんなに混んでいたっけ…?と感じるほどの盛況ぶりで驚きました。ベルサール秋葉原だと地下と2Fがメインフロアになるんですが、ハイエンドが立ち並ぶ地下エリアよりfinalがブースを構える2Fが激混みって感じでしたね。
今回あまり期待していなかったのですが、各社色々新製品を隠し持っていてそれなりに楽しめました。個人的に気になったモデルをまとめておきます。
目次
EMPIRE EARS
Valkyrie/Wraith
- "Valkyrie":トライブリッド、BA*1-DD*1-ES*1の計3ドライバー
- "Wraith":BA*7-ES*4の計11ドライバー
- 両モデルとも静電ドライバー搭載
- "Legend X"や"Nemesis"で適用されたsynX技術が用いられているのが特徴
- 音質傾向としては"Valkyrie"は繊細で丁寧、"Wraith"はレンジが広くパワフル、というのが第一印象
- 価格帯は"Valkyrie"が20万前後、"Wraith"が30万オーバー、海外価格で"Wraith"は40万を超えていたので正確な数値は不明
- "Valkyrie"はカスタム版/ユニバ版それぞれ用意され、"Wraith"はユニバ版のみの予定とのこと。
Vision Ears
VE3.2 / VE4.2
- ポタフェス当日7月13日よりオーダー開始。試聴機も全国のeイヤホンに配置済み。
- 価格はVE3.2が¥149,000(¥134,100)、VE4.2が¥178,000(¥160,200) ※()内はリピーター価格
- VE3.2はやや低域がもったり強めだが、キレの良さは健在。好印象。
- VE4.2は中高域に寄せたVE5と反対に低域寄りのVE4をブラッシュアップしたモデル。正統進化って感じ。
ELYSIUM
- ポタフェス当日7月13日よりオーダー開始。試聴機は現状秋葉原店のみ。
- ドライバー構成はBA*1-DD*1-静電*2のトリプルハイブリッド。
- 価格は¥389,000(¥350,000)で確定 ※()内はリピーター価格
- 音質については中域の空間表現力が凄まじい。普通に良いけどVEらしさが立ち消えてしまって正直好みに合わなかった。VE6XCやVE8みたいなオンリーワンなモデルではないと思う。
Unique Melody
MAVERICK III Custom
- Low*1-LowMid*1-Mid*1-High*2+”Custom Semi-open BA For T.F.A.T”*1の計6ドライバー
- 価格は未定だが7月中発売予定、価格は20万以下を予定。
- MAVERICK IIと比較できないが、ボーカルメインのオールラウンダーという立ち位置は変わらず。
beyerdynamic×Astell&Kern
T9iE
- "AK T9iE"は"AK T8iE"のアップデートモデル。
- T8iEとの違いはケーブルとハウジングデザインでドライバーは変わらず。
- 夏の内に発売したいとのことで遅くとも来月中を予定。
- 価格は14~15万ほど。
SENNHEISER
IE400Pro,IE500Pro
- 両モデルともポタフェス当日7月11日(土)発売。
- 価格は"IE400PRO"が約¥45,000、 "IE500PRO"が約¥76,000。
- IE400ProはIE40PROと傾向被り、IE500Proが全体的にナチュラルな仕上がりに。