7月22日予約がスタートした"TE-BD21f-pnk"が祭り状態となっております。
ピエール中野さんとのコラボ製品で、通常版との違いは音質のみならず、バッテリーケース・本体デザインがピエール中野仕様になっている他、音声ガイドにはアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱(CV:花澤香菜)のボイスを採用しています。
SONY "WF-1000XM3"に引き続き、"TE-BD21f"も楽しみにしていたモデルなので仕様情報をまとめるとともに実際聴いてみた印象をまとめたいと思います。
仕様
- DD-1-BA*2の計3ドライバーを搭載したハイブリッド型
- Bluetooth®:Bluetooth® Ver 5.0
- オーディオ用ICチップ:クアルコム「QCC3020」
- Snapdragonシリーズの最新SoCを搭載するソース機器で左右オーディオ信号を振り分けてから、それぞれのイヤホンに飛ばすQualcomm TrueWireless Stereo Plus技術に対応。
- 本体のみで連続再生7時間、ケース込みで28時間の再生時間を確保。
- 本体はIPX4相当の防滴対応。(最低5分間の散水で浸水がないことが確認できるレベル、not 完全防水)
- 再生周波数:20-20000Hz
- 対応コーデック:aptX/AAC/SBC
- 対応プロファイル:A2DP、AVRCP、HFP、HSP
- 充電時間:約2時間
- 充電端子:USB Type - C
- マルチペアリング:登録可能デバイス 7
- 7月30日発売予定、価格は¥21,440(通常版は¥18,900)
通常版は"TE-BD21f"、コラボ版は"TE-BD21f-pnk"と末尾が異なっていますが、主な仕様は共通です。
世にも珍しいハイブリッド型の完全ワイヤレス。ダイナミックドライバーは応答性を高めるために大型ネオジウムマグネットを搭載した超軽量・高剛性PETチタンコンポジット振動板を採用した9mm径のものを採用。BAドライバーにはダイナミックドライバーとの繋がりの良さを重視し、AVIOT専用にチューニングされたカスタム品を2基搭載されています。
音質面は通常版・コラボ版共に同一ドライバーを使用したチューニング違い。
ピエール中野さん発のアイデアで「イヤホン本体を繋ぐストラップ」がコラボ版に限らず通常版にも付属するのはありがたいですね。完全ワイヤレスの唯一とも言える悩みとして本体を紛失するリスクが高い点が挙げられますが、対策用アイテムが最初から付いているのは良い試みと思います。ランニングなど運動時に使いやすそうですね。
イヤーピースはSpinFitからAVIOT専用のイヤーピース「CP355」が付属します。
通常版は本体カラーに合わせた三色展開。コラボ版には通常版のカラーとは異なる専用ケースが同梱。約51g、大きさも手のひらサイズなのでポケットに入れての運用で問題なさそうです。
装着感
- 筐体が耳にマッチしており収まりも完璧。遮音性も高く、騒がしい店内でも大きくシャットアウトしてくれる。
- 装着していてストレスフリー、かつ遮音性もそれなりに確保できている。
- 装着感は良好だが遮音性が伴っていない。イヤピによる調整必須、屋外用途でギリギリ使えるレベル。
- 装着できなくはないが、装着感もいまいちで遮音性も低い。
- 痛みを伴うレベルで筐体が合わず、装着できない。極めて絶望的。
フィッティング良好、AVIOTの他モデルと大差ありません。ウレタンよりシリコンのイヤーピースの方が相性良いかも。耳にスッと吸い付くスパイラルドット++などがオススメです。遮音性については可もなく不可もなくというレベルだったので、諸々イヤーピースを変えて試したいところではあります。