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コロナショックによってあらゆる野外活動が自粛ムードになりつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。私はと言うと仕事がリモートワークになるわけでもなく社内業務が増えてテンテコ舞いです。

昨年末にオーダーしたカスタムイヤーピースが先月末に届きまして、しばらく使ってみたので所感をまとめたい次第です。オーダーしている人自体が少ないし、レビュー書いてる人も少ないんですよね。Bitsoundで対応可能なユニバーサルモデルでフィッティングが甘いな〜って悩みを持たれている方は結構いらっしゃると思いますので、何らかの参考になれば幸いです。

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価格、オーダーか受け取りまで

カスタムイヤーピースとはなんぞ?という説明は省略。現状フジヤエービックからオーダー可能でURLを付けておきましょう。

https://www.fujiya-avic.jp/event/bitsound_order/

価格はどのモデルも¥39,800+インプレッション代(採ってもらう補聴器屋によるが¥5,000前後)

これがヘッドホン祭セール、ゲリラ的に開催されるイベント時にはインプレ採取料が無料になり本体価格も¥5,000~10,000引となることが多いです。

 

納期は約90日と案内されますがその時の受注状況によって前後します。私の場合は12月14日オーダー、2月27日受け取りだったので年末年始込みで2.5ヶ月でした。工程もっとややこしいカスタムIEMオーダーする方が早く出来上がってくるってばよ?って言いたくなりましたが、新規オーダーする方はマックス3ヶ月掛かる前提で考えておくのがよいでしょう。

 

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実際の装着感

アクリル筐体で造られる以上、カスタムIEMと同等のフィッティングを期待していました。が、正直のところビルドクオリティは高くないです。若干スキマが出来てしまい遮音性もイマイチ。個人的に圧迫感のある方が好きなのでオーダー時に「左右ともキツめで」と頼んだにも関わらず全然キツくなくて拍子抜けしました。

手持ちのVE5/VE6XCやMH335DWSRは耳の内側に吸い付くような快適性があるのですが、今回のカスタムイヤーピースは完璧なフィット感とは言い難いのが期待外れでした。

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音質の変化

私が比較できるのはHS1695TI一機種のみなので他モデルでも同様の傾向が出るか分かりません。

単純にイヤホン側の出口が遠ざかるので通常イヤーピースで聴くより全体を見渡す感覚が強くなります。帯域バランスとしては大きな変化はなく、もう少し装着感が良くなると低音が増すのかな、と思ったりもしますが、音質面での不満はありません。

結論

筐体形状的にどうしても耳に合わない、イヤピで調整してもダメ、でも音はめちゃくちゃ気に入っているだけに装着感を理由に使わない、売却するのは勿体無い。何とか手段はないか?って状況になって初めて検討して良いかと思います。"スパイラルドット++"や"SednaEarfit"など通常のイヤーピースで問題なく装着できる方がさらに上を目指して試すようなものではないです。通常イヤピでそれなりにフィッティング確保できているならそれに越したことありません。

納期掛かる、予想に反して装着感高くない、遮音性もイマイチ、費用も4万と高額、となると諸手を挙げてオススメできるものではありません。カスタムIEMと同等とは思えなかったので、そのあたりの期待を持ってBitsoundをオーダーすると私のようにイマイチな感想になるかもしれません。

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