スポンサーリンク

今となっては需給バランスが落ち着きましたが、"MOMENTUM True Wireless"(SENNHEISER/約¥34,000)や"TMZ-1000"(ZERO AUDIO/約¥15,000)など発売後しばらくの間入荷待ちとなっていたモデルがいくつもあり、世の中的には完全ワイヤレスに傾倒しつつあるのは朝の通勤ラッシュや休日の雑踏を歩いているとよく実感できます。

今回のテーマは初回生産分が売り切れとなった"TM2"。単に弾数が少なかっただけなのか予想以上の売れ行きを示しているものか現時点では何とも言い難いところであるものの、所定のコネクタでリケーブル可能な全てのイヤホンを完全ワイヤレス化することができるのは、オーオタから見てもガジェオタから見ても面白い製品であることは間違いありません。

「わざと少なめに出荷することで品切れを誘発し、さも大ヒットしているかに見せかけているだけにすぎない」ケースも多々見受けられるので発売直後の"完売"に意味があるものとも思えないのですが、良い製品は継続して売れるのが常であり、評価が安定してもなお売れ行きが良いなら本物なのでしょう。

さて本記事では"TM2"の試聴レビューをまとめます。カスタムIEMをワイヤレス可できるのは試してみる価値アリと感じており、発売直後に入手するつもりでいたのですが、その日の内に売り切れとなってしまったのが運の尽き。是が非でも、って感じではなかったので、実際の使用感や不具合などが出てこないかチェックする時間が得られたと考えれば買い逃して正解だったかも。

スポンサーリンク

"TM2"の仕様

TM2自体は完全ワイヤレスイヤホンですが、イヤホン本体部とBluetoothユニットを切り分けている点が既存のTrue Wirelessモデルと異なっており、これによりリケーブル可能なイヤホンを完全ワイヤレス化することができます。

  • Qualcomm製の最新チップ「QCC3026」を搭載
  • Bluetooth:ver.5.0
  • 対応コーデック:AAC、aptX、SBCをサポート
  • 防水性能:IPX5
  • 連続再生時間:最大約10時間
  • 定価:約¥30,000

核となるパーツはBluetoothレシーバー部ですが、このレシーバーとイヤホン本体を結ぶ"フレキシブル・ショート・ケーブル" は現状「MMCX」「汎用カスタム2pin」「FitEar 2pin」の3種類が用意されます。

"TM2"のパッケージにはMMCX版が付属、「汎用カスタム2pin」「FitEar 2pin」用は別売りオプションの扱いで、6月中旬発売、価格は¥5,000前後となる模様。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう