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夏のポタフェスでの出展されていましたが、HiFiMANから絶賛販売中のRE2000/RE800Jの別.verが登場します。ブーススタッフによると発売時期は来週にでも、と仰っていましたが、本日eイヤホンでも告知されましたね。発売日は7/20と確定しており、言ってた通りでした。

RE2000ユーザーとしては非常に気になる製品です。材質が真鍮からアルミニウム合金に変わることでどのように音が変化するか興味深いところですが仕様と音質についてインプレッションしたいと思います。

RE2000 Silverの仕様

基本的にはRE2000の中身は同じで「筐体材質が変わっただけ」です。通常のRE2000はDITA Brassと同じく真鍮を使用しており、真鍮特有のウォームさ売りのオールラウンダーモデルとなっています。発売当初はキャンペーンで16万程度で購入できましたが、通常価格は20万弱のハイエンドダイナミック。

価格がネック、ということで処理が難しい真鍮をアルミニウム合金に変更することでコストダウンすることに成功しました。Silverと言いつつ実際にはアルミニウムが使用されています。

埋め込み2pinによるリケーブルも可能ですし、材質の密度が軽くなったことで本体重量も軽量に仕上げられていますが、RE2000と同じ形状なので装着感は相変わらず悪いし遮音性も低く、RE2000のイマイチな部分もそっくりそのまま継承されています。

方式は9.2mmダイナミックドライバー1基。トポロジータイヤフラムを採用しており、ダイヤフラムの表面に特殊なメッキ処理を施しています。コーティングに特殊な幾何学模様を施しているのが特徴で、幾何学模様の形状、配合物、 厚さを調整することで、周波数応答を完璧に制御する効果があるそうです。まぁ実際聴いてみて「幾何学模様があるから低域が深いね〜」とはならないんですが、ダイナミック一発でここまで表現できる機種はそう多くはありません。

装着感と遮音性

相変わらずこの部分は本当にクソです。装着感はまだしも遮音性が終わっています。

イヤピでどうこうできるレベルを通り越しており、RE2000を考えている方は一度耳にはめてみて確認した方が無難。シリコン・フォーム関係なく遮音性は極めて低いのですが、装着感に関してはクリスタルチップスで若干高めることができました。フォームチップにしては高域を殺さないタイプなのでRE2000とは相性がいいと思っています。

音質

主に通常版との比較になりますが、試聴時間が限られていたので第一印象のみ。試聴環境はAK380SS+SSAMPです。

筐体が真鍮からアルミニウムに変わるだけでこうも音が変わるのかと驚いたのですが、低域が大きく減衰して中高域のシャリつきが目立ちます。真鍮.verは重々しい低音とまではいきませんが、音場を広がりを感じさせてくれる心地のいい空間を創出してくれたのですが、Silver.verでは残響感も余韻も控えめでRE2000の良さが失われているように感じました。なんというか

正直この音が完成系ならば酷評せざるを得ないのですが、本国でも未発売なので箱出し直後の未エージング個体だったかもしれません。デモ機が置かれてからじっくり育った個体を確かめてから、本格的にレビューを作成したいと思います。

価格

AVwatchによると定価で13万弱、eイヤホンは14万弱と約1万の開きがあります。現状どちらが正か不明ですが、真鍮.verが19万円代なので定価ベースでは約30%のコストカット。中身が同じでも真鍮.verとは全く別物だったので私が選ぶならば高くとも真鍮一択なわけですが、エージング変化次第ではSilverも10〜15万くらいの予算内の推奨機種に加えらえるかもしれません。

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