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SE100のスペック

SE100単体の仕様としては下記の通り。

  • DAC:ESS SABRE ES9038PRO
  • リニアPCM:32bit/384kHz
  • DSD:DSD256
  • 内蔵メモリー:128GB
  • 外部メモリー:microSDカードスロット×1(最大400GBまで対応)
  • 連続再生時間:約11時間(FLAC/44.1kHz/16bit)
  • 本体サイズ:W75.8×H132×D15.3 (mm)
  • 重量:約241g

本体サイズはW75.8× H132×D15.3 (mm)と、同じ5インチタッチパネルを採用しているSP1000とほぼ同等。筐体材質にアルミニウムが採用されたことで150g程度軽くなっています。後に出たSP1000M系統と比べると重量差は小さくなっていますが、20万前後のプレイヤーの中ではかなり軽量な部類です。

DACチップはESS社製「ES9038PRO」が搭載されており、DAPに用いられるのはSE100が初めて。もともとこのDACチップはAVアンプなどへの搭載を想定した8ch DACで、これを左右4chずつ利用することで音質面へ大きく寄与しています。

出力も強化されておりバランス出力で4.1Vrms/123dB、アンバランス出力で2.0Vrms/122dBという数値となっています。とりわけバランス接続時はインピーダンスの高いイヤホン、ヘッドホン(流石にT1系統など600Ω級は辛いが)も直挿しで運用できるパワフルさを誇っており、この出力値はSP1000バランスの3.9Vrms、AK70MK2バランスの4.0Vrmsを上回っています。(最新のSP1000Mは4.2Vrms/123dBと僅かにSE100より高い数値となっています)

内蔵メモリは128GB、SDスロットはこれまでのモデルと同じく1基搭載。公認400GBまでのmicroSDが使えるので528GBまで拡張可能。 AK380は全て256GBだったので、同じ要領で音源をぶち込んだら拡張なしではオーバーフローしてしまうことに。ハイレゾ音源が増えてくると容量の問題が出てきますが、鑑賞頻度の高い音源に絞れば100GBくらいに抑えられるので、せっかくの機会なのでプレイリストを見直そうという気になりました。

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サイズ感

第三世代AK380系統と並べてみるとこんな感じ。

AMP込のAK380より薄く縦方向に長くなっています。AMPなしAK380との比較ならば一回り以上大きくなっています。

形状としては直方体ではなく一部の面が斜めに角度が付けられているので手の小さい方は持ちづらいかもしれません。単体AK380くらいのサイズ感ならば良い感じに左手に収まるのですが、SE100は画面、W-Hサイズ共に大きくなっているのでサイド面が傾斜形状となっているのは簡単に滑り落ちてしまうというリスクをはらみます。

また専用の本革ケースが付属しているのは大変ありがたいのですが、右上の角が剥き出しになってしまう都合上、運悪くこの角を下にして落下させてしまったら悲惨なことに。角張っている部分が削れるばかりか液晶を破損させる恐れがあるので、私はDignis社の"ARTISAN"を使用しております。

先日amazonJPでも取り扱うようになったので海外品を輸入するより安く購入できますが、稀にストックされるリファービッシュ品だと送料込でも¥12,000~¥13,000でオーダー可能。他メーカーのDAP専用ケースも多数取り扱っているので、気になる方は下記公式ページをチェックしてみて下さい。

http://shop3.dignis.cafe24.com/category/dap/85/

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操作性

私がIRIVERのDAPを使い始めたのは第二世代からなんですが、UIという観点では第四世代で大きく変わりました。

第二世代と第三世代はほとんど同じで、バランス接続時の自動切替が追加になったのと若干読み込み速度が若干早くなった程度の違いなんですが、第三世代→第四世代では感覚的に動かせる操作性の良さはそのままに、読み込み速度が大幅に改善されております。第三世代のAK380は標準GM、CP、SSの3種類を所持しているのですが、個体によって動作が重かったりプレイリストの読み込みに時間が掛かったりするものもあるのですが、第四世代では個体による動作性のギャップは小さくなっているのではないかと感じました。

トップページは全然違います。

音源の管理については人それぞれではあるのですが、私の場合は全てのアルバムをアーティスト→アルバム→トラックという3段階の階層を組んで整理しています。プレイリストを組んでいる場合はその限りではありませんが、必然的にタップする回数が増えるので、読み込み速度が劇的に早くなったおかげでフォルダ運用がしやすくなったと感じます。

転送兼充電端子は第三世代まではUSB-Bだったのが、第四世代はUSB-Cで統一されているのも地味にありがたかったりします。とはいえiPhoneがLightning Cable、モバイルバッテリーがUSB-B、iPad ProやSE100がUSB-Cと結局ケーブルを統一できないのでUSB-C一本になるまではもう少し時間が掛かりそうです。

ちなみに転送速度はUSB-Cの方が速く読み込みエラーも少ないです。大量の音源をまとめて移動させる際は明確なメリットとなるかと思います。

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