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NOBLE AUDIOのフラグシップユニバーサルモデルKaiser 10 Encoreの真鍮.verが登場するとのことで、買えるか否かはさておき一度は聴いてみたいものなのですが、旧Kaiser 10も度々Massdropで安くオーダーすることができ、今まさにK10カスタムが当時の国内価格の30%OFFくらいでオーダーすることができます。

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Massdropとは

簡単に言えばグループバイをビジネス化したもので、数を売りたいメーカーと安く買いたいコンシューマーをつなげる場として、オーディオに関わらず文房具、アクセサリー、革製品、ガジェット、時計、カメラなどなど様々なジャンルの商品が扱われています。メーカー側の心理として、数人のために販売価格を下げるようなことはしたくないけど、100人分まとめて買ってくれるなら少し安くしてやってもいいよっていう至極当然の市場原理を利用した上手いビジネスというわけです。

世界70億人もいればどんなにマイナーな商品でもそれなりに数が集まるので、通常の販売価格よりも少なくとも20%、時には半値以下で入手できる機会が訪れるので、趣味人にとっては利用しない手はありません。

今回のKaiser10も数百人単位でオーダー入れてくれるなら値引きまっせ!ということで、このようにinstant rebate込で$1,249で世界中からオーダーを受け付けているのです。

数が集まればグループバイ成功でオーダー分を一から製作していく流れとなりますが、メーカー指定の数に達しない場合は「契約数に満たないので今回はナシで」ってことになります。

参加できたからと言って、確実にその価格でゲットできるわけじゃないことは理解しておきましょう。

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Kaiser 10 オーダー概要

カスタムIEMをオーダーする時は、eイヤホンやフジヤエービックなどの国内代理店を通そうが、メーカー直販だろうが、結局のところはオーダーシートを記入してインプレッション(自身の耳型)をメーカーに送りつけるだけであとは完成を待つのみです。

MassdropでKaiser 10をオーダーできた場合もそれと同じように、ドロップ成功となった後にインプレッションをNOBLE AUDIOの所定の送り先にEMSなりDHLなりFedexで発送するだけであとはオーダー内容に沿ってメーカーがセコセコと作ってくれます。ですので中学レベルの英語、具体的には「I have send my inpressions!」程度のライティングができれば何も問題ありませんし、もし英語が分からなくともGoogle翻訳機能、もしくはWeblio英語例文集やNCC綜合英語学院のビジネス英語なんかは割と参考になるものが多く、海外通販の際は重宝しています。

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価格と個数

注意点としてはこのように記載されています。

Note: This drop qualifies for a $150 instant rebate for a final price of $1,249.99. At checkout, choose from nine different combinations for the faceplate and shell. For an additional $40, you can add a 50-inch lightning cable or a 2.5mm TRRS balanced cable. This drop will close at 140 units sold.

今回は$150の値引も適用して$1249にて140個限定で承る旨が書かれていますね。

2018年8月10日現在で126個なので残りは14個。もたついているとすぐに無くなってしまいます。

ちなみにKaiser 10がMassdropに上がってくることはこれが初めてではなく、何回か登場しているので、仮に今回スルーしてもリクエスト数が増えてくれば再オーダーのチャンスもあるかと思いますので、本当に必要か見極めるとよいでしょう。

迷わずオーダできるならば心から欲しいと思っている証拠だと思いますが、衝動的に買っても使わなかったら意味がありませんし、安いとは言っても15万近く掛かり、また納期も掛かるものなのでオーダーして後悔することのないようにしましょう。

オプション

前回同様、メーカー側が定めたフェイスプレートオプション9種類から1つを選択することができます。

Black Matrix faceplate with gloss black shell

Blue Carbon Glass faceplate with gloss black shell

Red Carbon Glass faceplate with gloss black shell

Pablo red/purple faceplate with gloss black shell

Pablo red/yellow faceplate with gloss black shell

Gloss black faceplate and shell

Black swirl faceplate and shell

Blue swirl faceplate and shell

Red swirl faceplate and shell

個人的には"Black Matrix faceplate with gloss black shell"か"Red Carbon Glass faceplate with gloss black shell"あたりが良いなぁと思います。NOBLE AUDIOのカスタムはシェルデザインが非常に綺麗なので、通常鬼高いカーボンファイバーが無料で入れられるのはありがたいですね。

ケーブル

$50追加で支払えばライトニングケーブルか2.5mmバランスケーブルもつけることが可能です。このクラスのモデルになると追い追いリケーブルすることになりますが、必要に応じてバンドルしてもらうとよいでしょう。

納期

値段も仕様も分かったし、あとは納期ですね!

商品ページをダーっと読み進めていくとShippingの項目が最後に登場。ナニナニ〜

推定納期Feb 15, 2019、、、というと来年の2月だから約半年!

まぁ140個も作ってたらそれくらい掛かるんでしょうけど、半年も経過すりゃオーダーしたことすら忘れて1~2ヶ月で手元に届く別のカスタムを作っている可能性すらあるのがオーオタがオーオタである所以でしょうか。

せめて3ヶ月くらいならば通常よりも若干長い程度で我慢できますが、通常の3倍は焦らしすぎというかなんというか。

ドロップ成功すれば完全先払いの上、6週間以内にインプレッションを送付してね〜って書いてあるので、

多分早く送ってもその分短くなることはなさそうで、 あくまで"Estimated"なので予定は未定、2月よりもっと後になるかもしれません。

納期だけが唯一のリスクなので、重々理解した上で欲しいならばオーダー!少しでも不安ならばスルーするのが吉でしょうね。

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