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装着感

  1. 筐体が耳にマッチしており収まりも完璧。遮音性も高く、騒がしい店内でも大きくシャットアウトしてくれる。
  2. 装着していてストレスフリー、かつ遮音性もそれなりに確保できている。
  3. 装着感は良好だが遮音性が伴っていない。
  4. 装着できなくはないが、装着感もいまいちで遮音性も低い。
  5. 痛みを伴うレベルで筐体が合わず、装着できない。極めて絶望的。

当たり前ではありますが、フィッティングに関してはソニーストアでの試聴時と大差ありません。"ATLAS"や"Dream"等の金属筐体のイヤホンを常用しているので耳に入れてしまえば重さは気になりません。また金属筐体にありがちな表面がヒヤッとする問題もなさげで、熱伝導性は低く作られていると実感しました。

筐体形状は先行して発売したIER-M7/M9に近いので比較的多くの方の耳に合いそうですが、イヤーピースの調整は非常にシビアです。、"IER-Z1R"本来の音質傾向もイヤーピースによって左右されがちで、装着感を優先するかイヤーピースによる音質の味付けを優先するか、この辺りの悩みは尽きないものと思われます。とりあえず私はシリコンならばSednaEarFit、ウレタンならクリスタルチップスを入れ替えながら試していこうと考えております。

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下ろしたての音質傾向

とりあえず試聴段階で好みだったAK380SSと合わせてみます。4.4mmバランスケーブルが使えないので、3.5mmアンバランスにて。 AK380系統は単体アンバランスの出力が貧弱貧弱ゥなので、AMPを介してあげると余裕を持って音量調整できますね。

インピーダンス32Ωとユニバーサルイヤホンにしては比較的高めに設定されており、ダイナミックドライバーが2基搭載されているからか音量は取りにくいです。シングルダイナミックの"Dream"よりはマシなレベルでAK380SSAMPで50/150あたりが丁度良い感じ。参考までに普段使っている"VE5"や"VE6XC"だとAMP通しで20/150くらいのボリューム。音量を取りやすいモデルやそれほど音量を上げる必要のないカスタムIEMを使用している方は、要求される駆動力の違いを体感できるかと思います。

早速接続してみると、箱出し直後から最高の音色を奏でてくれております。高域は伸びやかで締まりの良い低域と相まって聴けば聴くほど吸い込まれていくバランスの良さが売りです。SONY公式ではエージングが否定されておりますが、超高域に振られているダイナミックドライバーはまだ本調子ではなく、100~200時間経過した試聴機と比較して空間の厚みはまだまだ発展途上という印象。音場感、鮮やかさ、煌びやかさ、スピード感といった要素は持ち合わせておらず、これらに特化したようなイヤホン(例えばLegend X、ANDROMEDA、Jomo Flamenco、VisionEars各モデル等)と比較するとインパクトに欠けるというのは変わりません。

加えて上流の影響を受けやすく、プレイヤー・アンプの組み合わせによっては良い方にも悪い方にも転ぶ難しいモデルと思います。4.4mmプレイヤーを所持していないので、その辺りを自宅で試せないのが辛いところではありますが、おそらくIER-Z1Rの真価を発揮するであろうバランス接続も追々試していこうと思います。

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まとめ

資金調達はやろうと思えばいつでもできる、でも発売日から楽しむのは予約するしかないという重症オーオタにありがちな思考回路からオーダーすることにしたのですが、発売日にイヤホン買うのって地味に初めてなんです。普段はセールとか祭特価とか大幅に安くなったタイミングで購入するのですが、IER-Z1Rに関しては半年以上待ち続けた末に音が好みであり、長期間楽しませてくれることを確信したので買わないという選択肢はありませんでした。来月開催のヘッドホン祭のセールは指を加えて眺めているだけとなりそうな懐状況になってしまったものの一片の悔いはありません。

そんな形で開封の儀を締めくくりますが、ひとまず1ヶ月間は常用して初めて判明した気づきなども今後出てくるかと思いますので、頃合いを見て本格的なレビューを作成していきます。何らかの参考になれば幸いです。

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