ども!! 平成最後のポータブルオーディオイベント、春のヘッドホン祭に行って参りました。
半年前の秋のヘッドホン祭では私の同僚がイヤホンスパイラルに陥ってしまいまして、祭前日飲みの席で「今回も物販並ぼうぜ!」っていう話をしていたのですが、「飲み過ぎにより起きれませんでした」というTELがSpotify再生中に乱入。寝坊の言い訳を聞きながら、冷たい雨風をこの身に受けながら寂しく整理券を待つこと小一時間、同期の次なる買い物をこの目で見届けることは叶いませんでしたが、私も私でかねてより狙っていた獲物が物販リストに入っていたのでまぁヨシとしましょう。購入したブツについては後程紹介致します!
毎度のことながら祭前は「もう似たような製品はお腹いっぱいなんで別味を求む!」って冷めた感じなのですが
実際会場に行ってみると
- 「KHAN、めっちゃええやん…」
- 「EK3お値段以上過ぎてワロワロワロリンヌ」
- 「RAI PENTAは確実に買います!!!」
みたいなアツい手のひら返しが行われるのはやっぱり好きなメーカーの新製品は買う買わないは別にしても気になるというもの。いつもTwitterで総括する時には「Very Good!!」「Good!」「So,So…」の三段階で仕分けるのですが、今回は「Very Good!!」の括りに入るものが非常に多く今後が楽しみです。早速見ていきましょうか。
目次
Meze Audio
RAI PENTA
- フルアルミニウム筐体、角度によって青みがかるコーティングが施されており経年劣化しにくい仕様。
- ドライバー構成は4BA+1DDというハイブリッド型。
- 日本価格は¥128,000、ヘッドホン祭の前日に発売済。
- 装着感は良好、イヤーピース次第では遮音性も確保できそう。
- 全世界で発売となったが生産数が足りなく、しばらく需給バランスが取れない見込み。
Campfire Audio
ANDROMEDA 2019
- ロングセラーとなっている"ANDROMEDA"の最新版。
- 付属ケーブルが"New Smokey Jacket Silver Plated Litz Cable"となっているのが相違点。
- 塗装が変更されただけで内部構造・チューニングは同等。
- 価格は13万前後、発売時期は夏迄には。
POLARIS 2019
- 生産終了となった"POLARIS"が復活。
- 付属ケーブルが"New Smokey Jacket Silver Plated Litz Cable"となっているのが相違点。
- 価格は5万円中盤と割安。発売時期は早ければ6月あたり。
IO
- ドライバーはBA2基搭載、筐体はアルミニウム。
- 価格は35,000円前後とシングルBAのORIONより安い。
- 発売時期は未定。
DITA Audio
Dream XLS
- 筐体形状は"Dream"というよりTwins(Fealty&"Fidelity")に近い感じ。
- 音質傾向は前作と近しいが似て非なるもの。個人的に代用にならないと思うが、同じ名を冠しているのは前作を忠実に再現したいという意思の表れなのかも。
- 7月発売予定、価格は調整中だが20万前後、若干上がるかも。
final
Bシリーズ
- B1/B2/B3と3種類展開される予定。
- モデル名のナンバリングはグレードではなく開発順。
- B1はハイブリッド構成でBA*1-DD*1、B2はシングルBA、B3はBA2基搭載。
- 個人的には2→1→3の順に好みだった。筐体の設計はMakeシリーズと同様。装着感は非常に良い。
- 価格はB1が7万円弱、B2が3万弱、B3が5万円弱、6月下旬発売予定。
beyerdynamic
XELENTO wireless
- 本体は"XELENTO REMOTE"と同等。
- BluetoothはaptX HD/AAC/SBCコーデックに対応。
- aptX HDで最大48kHz/24bitのハイレゾ相当の音声信号をワイヤレス伝送可能。
- REMOTOと同じくMMCX端子を採用しているためリケーブル可能で、1.3m長のケーブルも標準付属。
- AMIRON Wireless等でも使えるスマホアプリMIY(Make it yours)を用いることで、ユーザー個々人の聴力にあったサウンドプロファイルを生成し本体に転送することで耳への負担が少ないリスニングを可能に。
- 内蔵バッテリーは最大8時間のワイヤレス再生に対応。(2017年発表時より1.5倍近くに増加)
- 現地価格は19%のVAT込で€1,199、VTAを除くと約€1,000=13万前後となる。
- ケーブル単体売りも検討中だが単価は不明。そもそも日本では代理店不在状態にあるため今後展開されるかどうかすら怪しい。