【この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。】

ポータブルオーディオは一旦環境が整えたら後は興味がなくなると思っていたのですが、新製品が絶え間なく出てくるので気に入った製品が出たら好きなタイミングで買い足したら良いのではないかという考えに至っています。R2R2000も最終形態の完成度によっては突撃したい候補に入っています。あまり情報が出てきませんが、試聴会で確認できた内容と使用感・音質傾向についてまとめたいと思います。

外観・仕様

4.4mmバランス端子

3.5mm3極アンバランス端子に加えてWM1A/1Z、ZX300と同じく4.4mm5極バランス端子を搭載しています。現状バランス端子を搭載しているDAPの多くは2.5mm4極を採用していますが、プラグ・ジャックの耐久性と接点の安定度の面で4.4mmに勝る部分がないので一刻も早く4.4mmが主流になってもらいたいと思っています。

PCM1704K DACチップ搭載

一昔前の高級機で使われていたチップをあえて選択しています。この辺りの優位性については詳しくないので割愛。DSD再生は未対応なのであくまでPCM主体のコンセプトのようです。

Bluetoothで最大24Bit/96kHzストリーミング

R2R2000最大の売りポイントです。Bluetoothでハイレゾストリーミング。接続が専用アプリが必要ですが、スマホをデータ格納庫とすることができるので、mojo-polyのように操作は手元のスマホで、という運用ができそうです。

USB-DAC機能

最近のDAPでは当たり前のように搭載されている機能ですが、USB-DACとしてパソコンと接続して、PCオーディオを楽しむこともできます。

タッチパネル機能

あまり意味のないタッチパネルが搭載されています。画面下部に曲送りや確定ボタン、h−無ボタンが設置されていますが、これタッチにする意味あるのか疑問。物理キーの方が使いやすいし、いささか中途半端です。

省エネモード低音量で約50時間再生

ハイレゾ再生で約8時間対、省エネモードかつ低音量で約50時間というスタミナの多さが特徴。SONY以外のDAPは再生時間が10時間程度と心もとないので、50時間保つDAPというだけでそこそこアイデンティティがあるような気がします。問題は低音量にした時の挙動に不安しかないので、最終形態で修正してもらいたいところ。スタミナがあってもノイズだらけとか意味がないので、そういう意味でWMシリーズの完成度が高すぎるなぁと惚れ惚れします。

microSDスロット1基搭載

内蔵ストレージは2018年3月時点では固まっていませんでしたが、microSDスロットは1基搭載されることは確定しています。メーカーとして保証できる最大容量は256GBまで。400GBのSDは未対応の様子。

音質

手のひらに収まるコンパクトなボディからパワフルで重厚感のある音が発せられます。駆動力が高く、どんなイヤホンでも問題なく鳴らせる地力があります。RE2000と上手くチューニングされているようで、持参したRE2000で試してみると解像感と立体感を両立させたようで非常にバランス良く聴けました。モニターっぽさがないので万人受けはしなさそうですけれど、ノイズや挙動不安などのバグを潰していったら好きな人はめっちゃハマるスルメ機種になるのではないでしょうか。まだまだ開発途上のプロトタイプのため参考までに。

発売時期と価格

現時点では日本で正式に公表するのは夏を目処に、開発期間も丸5年を掛けているのでお値段も27~30万程度になるとのことです。

正直今の完成度じゃとても30万で売り出せないレベルで、WM1Zと同じ価格帯ですから横並びに比較されたら厳しいのではないかと思います。音だけ良くても、ね。

Twitterでフォローしよう