ペアリング方法
ペアリングは至ってシンプル。
- 右側のマルチファンクションボタン長押しで右イヤホン下にあるLEDランプが点滅します。
- この後手元デバイスのBluetooth設定から「MW07」を選択すればペアリング完了。
操作性
ペアリング接続後の操作は下記の通り。
- 右側1回クリックで再生/停止
- 右側2回クリックで曲送り
- 右側3回クリックで曲戻し
- 右側長押しでボイスアシスタント呼び出し
- 左側はボリューム+/-のみ
更にMW07は耳への付け外しを検知する光センサーを内蔵しており、筐体自身が「今装着しているな?外したな?」というのを判断します。イヤホンを外すと自動で音楽を停止、装着すると自動でリスタートするので、デバイス上で操作せずとも勝手に付いたり止めたりしてくれます。この辺りは"MTW"も同じ。あちらはトランスペアレンシー(集音機能)が搭載されていることと、スマホを手に取らず電話を掛けたり受け取ったりすることも可能です。個人的にイヤホンのマイクを使って電話することは一切ないのであっても無くてもいい機能ではありますが、トランスペアレンシーはあると非常に便利です。コンビニやカフェなどでいちいちイヤホンを外さなくてもいいのが想像以上に快適でした。
装着感
- 筐体が耳にマッチしており収まりも完璧。遮音性も高く、騒がしい店内でも大きくシャットアウトしてくれる。
- 装着していてストレスフリー、かつ遮音性も確保できている。
- 装着感は良好だが遮音性が伴っていない。イヤピによる調整必須、屋外用途でギリギリ使えるレベル。
- 装着できなくはないが、装着感もいまいちで遮音性も低い。
- 痛みを伴うレベルで筐体が合わず、装着できない。極めて絶望的。
見た目以上に装着感も遮音性も良いです。"MW07"は筐体を覆うシリコンカバー「FitWings」とイヤーピースによる二重のフィッティング調整が可能MW07。サイズは2段階しかありませんが、筐体のサイズを変えられるのは私のような小耳族にとっては非常にありがたい。イヤーピースは好みですが、ウレタンならクリスタルチップス、シリコンならSednaEarFitが相性良好です。このファクターは"MW07"の圧勝。"MTW"も悪くはないのですが遮音性はそれほど高くはありません。
音質
使用 DAPはSE100。屋外でのペアリングはiPhone8がメインですが、音質面では断然SE100の方が上です。
ベリリウムダイナミックドライバーの効力はなんとも言い難いですが、比較的中高域寄りで弦楽器全般を聴くには悪くありません。"MTW"は低域に厚みがあっていかにもダイナミック型らしい重厚感溢れる音を奏でてくれるのに対して、"MW07"は低域はやや軽快であるものの、クラシックギターやヴァイオリンなど弦楽器全般は非常に滑らかかつ生々しさを感じられます。クセのない帯域バランスでやや低音が物足りない気もしますけれど、フォーム系のイヤーチップで盛ってあげると低域の軽さが解消されるかな〜って印象です。