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Campagnoloホイールは何に合わせたって問題ない
よく「SHIMANOのコンポにカンパのホイールを合わせるのはありえない」とほざく輩がいます。
だったら服・靴・カバン全身同一ブランドのもので揃えてろ。
憧れ的な意味でカンパのコンポが良いのは分かるけどシェア何割よ。世界的に見てもせいぜい2割程度でしょ?
そして電動コンポは一人負け。有線ならSHIMANO、無線ならSRAMが選ばれますからね。
カンパホイールはカンパコンポにしかつけちゃダメならとっくにカンパはホイール事業から撤退してますよ。
これだけ自転車にハマる人が増えてきて、「機材のブランドを揃え~」なんて声高らかに叫んでいる奴を見かけると時代錯誤も甚だしい。馬鹿かと。
シマニョーロ、全然アリですよ。
むしろコンポの性能ならSHIMANOが世界一なんだから、これにデザイン性の高いカンパホイールをつけ合わせたってなんら問題ないですよ。
愚痴がすぎました。
SHIMANOコンポにカンパホイールで悩んでいる方がいらっしゃれば「特に気にするな」と言いたい。
ホイールメーカーとしてのカンパニョーロは世界一です。
主要クリンチャーモデル
ではまずはアルミの主要クリンチャーモデルから。
重量はカンパフリーの公称重量、価格は海外通販の概算値です。
Zonda C17(ゾンダ)
重量1595g、価格¥42,000
Eurus(ユーラス)
重量1465g、価格¥70,000
Shamal Ultra C17(シャマルウルトラ)
重量1495g、価格¥110,000
Shamal Mille(シャマルミレ)
重量1460g、価格¥98,000
Bullet Ultra(バレットウルトラ)
重量1590g、価格¥125,000
Neutron Ultra(ニュートロンウルトラ)
重量1460g、価格¥66,000
Zondaに対する問題提起
Zondaって神格化されすぎていませんか?
一般的に言われることとして
- 最もコストパフォーマンスが良いのはZondaで間違いない。
- セール時4万を切る価格でこのスペックで見た目もG3組でカッコイイ。
- スチールスポークであることから柔らかめな乗り心地でロングライドに適している。
価格に対する性能が良いという意見が大多数です。
古いモデルはそれで間違いないと思いますし、最初の1本に最適とは思います。
しかし、最新のZondaはワイドリム化がなされリムが重くなっています。
旧Zondaはリム内幅15mm、重量1550gでしたので45gの増加。
フロントリム重量は460gだったことを考えると大体20gほど加わる計算で480g。
SHIMANO RS21のリム重量が500gですのでそれに近い数値となり、そこまで優位性がなさそうな感じ。
トータル重量でいえばたかだか50g程の増加とあまり気にならなさそうなもんですが、外周部に約50g追加って明らかに重い。
MAVIC キシリウムエリートのフロントリム重量は410gですので、ここまで差があると今のZondaってそんなにいいもん?値段なりじゃね?と思えてきます。
ワイドリム化した2016年以降のZondaとそれ以前のZondaは別物と考えてもらった方が良いでしょう。
とりあえず今現在、最初の一本目に最新Zondaを推奨するのはどう考えてもナシ。
どうしてもZondaを選ぶなら2015年以前のモデルを探すべきです。
Zonda以外のモデルに関して
Eurusは、Zondaをアルミスポークに変えたバージョン。材質的には軽くて剛性があるのでZondaよりもレーシーな感じ。
Shamal Ultraは、Eurusのハブをアルミからカーボン、ベアリングを鉄からセラミックに変えたもの。スポークやリム材質は同じ。
ここからプラズマ電酸化処理を施して制動性を高めたものがShamal Mille。レーゼロナイト、キシリウムプロSLエグザリットと並ぶクリンチャー最高峰。
Bullet Ultraはアルミのディープリム。カーボンディープが嫌ならどうぞ。
Neutron UltraはG3組じゃないカンパホイール。スチールスポークで本数多め、低リムハイトのヒルクライム特化型となっています。価格も比較的安めでZondaと同じく脚に優しめなので山メインのロングライドに適しています。空力はダメダメなので平地メインなら選んではいけないでしょう。
まとめ
いずれも主要通販どころで取り扱いがあり割引率が高めです。
総じてデザイン性・性能・値段のバランスがよく人気なのも納得です。
中古でもそれなりの値が付くのも嬉しいポイント。
ただサイクリングロードとかヒルクライムの聖地に赴くとカンパホイールだらけの光景を目にするので、他人と被りまくることは避けられません。
マジョリティであることに抵抗がなければ最高のメーカーと私は思います。