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この前、東京へ遊びに行った際に、オールデンの日本国内総代理店であるラコタハウスの青山店にお邪魔してきました。

ラコタハウス自体は大阪心斎橋にもあるので店内の雰囲気は知っていたのですが、「ようこそ、オールデンの世界へ…」と言わんばかりに壁一面オールデンの靴が並んでいるのは大層壮観でした。

国内でも人気のあるオールデンですが、ラコタハウスの特徴をまとめるとともに、オールデンユーザーなら誰しも参加したい格安祭の情報も聞けたので合わせて報告致します。

ラコタハウスとは

先述した通り、ラコタハウスは米国コードバンシューメーカーであるオールデンの輸入総代理店を担当しています。国内店舗は東京青山と大阪心斎橋の2店舗を構えています。

オールデン以外にはラコタブランドのK.T.ルイストン、ドイツの革小物ブランドのKREISがメインです。

K.T.ルイストン

『Classic & Modern Design in Quality』をポリシーに、選りすぐりの素材を熟練職人の技術で形にする、ラコタの革小物ブランドです。ブランド名は、ハンドソーンシューズの聖地であるアメリカ・メイン州の街ルイストンに由来。1994年よりアメリカ製のハンドソーンシューズを、その後、日本製のレザーグッズの展開をスタートしました。90年代、コードバンはあまり流通していませんでしたが、K.T.ルイストンは創業当初よりこの素材にフォーカス。現在も中核をなす存在です。
なお、製法はテーマによって使い分け、ライニングのレザーやコバの磨きにいたるまで最良のこだわりを注いでいます。
時代を超えたオーセンティックとラグジュアリー感が、K.T.ルイストンのレザーグッズに共通する持ち味です。

KREIS

1963年、ドイツ・フランクフルトの郊外にて、後にマイスターの資格を得る職人、エリック クライス氏により創設。
クライスは、ベルトを中心としたレザーグッズの製造を手掛けるメーカーです。創業当時から良質な素材を吟味して使用。
熟練職人によるハンドメイドにこだわり、職人の国ドイツが誇る技術を今に伝える、数少ない革小物メーカーとして知られています。
製品生産における環境への配慮も、ドイツらしさを象徴するものです。製品は本国での販売が9割以上を占め、
アジアでの展開はラコタが初。 ラコタプロデュースの製品は、ホワイトステッチがアイコンです。

http://www.lakotahouse.com/

サイズ測定

基本的に革靴のサイズ感はメーカー毎に異なるので、自分の足が27cmと思っていてもジャストサイズはハーフ上とかワンサイズ小さいとか、ぴったり履けると思い込んでいるサイズと乖離しがちです。

ですのでまだそのメーカーの靴を持っていない=そのメーカーのサイズ感が分からないのであれば実着するのは必須なんですが、ラコタハウスに行くと専用の測定器でぴったりサイズを測ってくれます。実寸からプロがぴったりサイズを選定してくれるのです。

周りのオールデンユーザーの話を聞くと、ここで言われるサイズは本当にジャストサイズなのでキツめなタイトフィットであることが多いようで、実際に私も測ってもらった際に言われたサイズ8.5Dではギチギチにキツかったです。

レングス・ウィズ両方向とも1段階UPした9Eを使っているのですが、キツめなフィット感が好みならそのまま履けばいいし、緩めたい場合は長さと幅を広げる方向に調整するとマイサイズが明らかになります。

もちろん同一サイズでもラストによって履き心地は全く別物になりますが、最初はよく出回っているモディファイドラストやバリーラストでサイズを合わせておくと、後々違うラストを手にしたくなった際にも、アバディーンならウィズ1段アップ、ミリテリーならハーフアップとか、履かなくてもジャストサイズに近いものを選べるようになります。

こちらの記事でもサイズ選びに関して記載しているので、合わせてご確認願います。あくまでご参考まで。

取り扱い商品

オールデン商品を幅広く扱っており、コードバン靴、カーフ靴、他材質の革靴、ケア用品・シューホーンといった周辺商品、ベルト、鞄・財布などなど革製品を手広くやっています。他には使用に伴う痛み・劣化を抑えるトゥスチールプロテクターの取り付けもラコタハウスでオーダーすることができます。

コードバン靴のサイズは長さ方向は多数揃えているようですが、2017年時点ではウィズはDで固定です。そのため甲が高かったり足幅のある人はラコタハウスで購入することが難しいです。ラスト・サイズによっては仕入れることもできますが、普通に一年、二年と待たされることもあるので、サイズだけ測ってもらって、購入は海外店舗を利用するのがクレバーかと思います。そもそもの国内定価が高すぎるので、セールでお安く入手できてもトータルでいくら飛んでるのかを計算すると、普通に輸入して買った時と変わらなかったりしますからね。

ラコタハウスセール

ラコタハウスでは数年に一度、半額は当たり前の特大セールが行われます。そこで出される商品は、何かしら不備のあったBストック品やアウトレット品、ビンテージモノがメインなんですが、とにかく安い!10万くらいのコードバン靴が3~4万で売りに出されることもザラで、オールデンが欲しい者ならば誰しも参戦したいというのが本心と思います。

が、これほどのセール、参加条件がないわけがなくラコタハウスによる招待制でインビテーションが必要になります。それも抽選なんて生易しいモノではなくラコタハウスでの購入実績を元に選定されるので、いわゆる「お得意様」に向けたセールとも言えるでしょう。

ラコタハウスで購入したことがない人は当然参加できませんが、1足や2足購入した程度では呼ばれない、というのがリアルな事情。

開催時期はアウトレット品をストックする関係上、毎年は行われません。直近だと2016年4月に開催されたので次回はその2~3年後あたりを見込んでいるとかなんとか。少なくとも2018年に行われる予定は今のところなく、この祭りに参加したいと思っている男衆は、それまでに購入実績を蓄積してラコタハウスの上顧客になりましょう。まぁラコタハウスで買おうにも在庫無しで1年以上待たされるケースが多く、個人的には関税掛かっても輸入で購入することをオススメするのですが、オールデンを検討していらっしゃる方はそういうセールがあるんだと知っておいて損はないかと思います。

無論、来年行われるかどうかは確定ではありませんので、その点はご了承を。

180402更新 2018年セール やるそうです(笑)

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