スポンサーリンク

久しぶりのブログ更新です。しばらく放置していたのは12月1日に発売となったゼノブレイド2をひたすらプレイしていたためです笑

日中は会社にて働いているのですがストーリーが気になりすぎて仕事に集中できない日々が続いておりました。

一旦はメインストーリーが終わりエンディングまで観ることができたので、熱の冷めぬ内にレビューしたいと思います。ブレイド育成に励んでいたので総プレイ時間は144時間です。(1日平均7時間くらいプレイしている…) さすがにここまでかける人は少ないでしょうが、サブクエストやブレイド育成、道中雑魚戦闘をすっ飛ばしても40~50時間は掛かるボリュームです。

ネタバレありありなので未プレイの方はこちらより退避願います。それでも読みたいという方はカーソルを下へ向けてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリーとキャラクター

一言で言うなれば「王道中の王道」だろうか。細かなところで多少の疑問点があるが、個人的にはRPGのシナリオとしてはものすごく好きの部類に入る。舞台はアルストという箱庭空間。巨神獣(アルス)と呼ばれる生き物の上で人々が暮らしているのだが、これが大陸や島に相当する。世界地図的には中心に世界樹が聳え立っており、その周りを囲むようにアルスが存在している。空を舞台にしているバテンカイトスの空中大陸と似ているな〜と思いつつコントローラーを握った。

最初は違和感のあるキャラデザインだな、と思ったが、この部分は慣れるしストーリーも終盤に差し掛かる頃にはどのキャラも魅力的であり大好きになった。プレイアブルは5名で主人公レックス、元イーラのニア、メイド好きの非ドライバーであるトラ、帝国皇帝側近のメレフ、亡国ルクスリアの王子ジークである。最初の古代戦引き上げ時にイーラのメツとシン、8話でシンを操作できるが、メインで動かせるのは5人だけ。どいつもこいつも特徴があるので最適パーティが存在しないのがゼノブレイドの面白いところである。編成などは戦闘システムの項で詳しく触れよう。

重要人物を挙げるとすると、まずはメインヒロインである"ホムラ"。500年前の聖杯戦争で活躍した伝説のブレイド。「天の聖杯」と呼ばれるが、実際に天の聖杯なのはもう一つの人格である"ヒカリ"の方。ホムラはヒカリが作った別人格でヒカリの余剰エネルギーのようなものらしい。実際に戦闘能力もヒカリの方がチート臭さを感じあたり流石は天の聖杯と言ったところか。二人は一つの身体で視覚・記憶を共有しており好きなタイミングで入れ替わることができる。終盤に天の聖杯の力をフルパワーで解放するのだが、その姿はホムラでもヒカリでもない神々しい見た目をしている。このモードをホムラと呼ぶかヒカリと呼ぶかで小一時間悩んだのは私だけではないはずだ。(個人的にヒカリが好きだがレックスの気持ち的にはホムラだろうということで覚醒モードをホムラと呼ぶことにした)

そして敵対組織として登場するイーラという集団。最初の数話だけ見るとかなり悪さをしている感じが見受けられるが、ストーリーを進めていく内にイーラに感情移入してしまうことやむなしという展開だった。イーラという名称はかつて存在していた古王国イーラから取ってきている。500年前の聖杯大戦でイーラは滅亡してしまったのだが、同国最強のブレイドであったシンを筆頭に、もう一人の天の聖杯であるメツ、イーラの生き残りであるヨシツネ・ベンケイ・サタヒコの5人で編成される。

そしてアーケディア法王のマルベーニ。作中最大の下衆さを最後の方で見せてくれる。アルスト危機の諸悪の根源のように思えたが、幼少の頃に母親を殺害されているのである意味被害者の一人とも言えよう。ただまぁ、これではイーラの恨みも買うわなと、シンが自身の命と引き換えに完全消滅させてくれたのが悲しくも清々しさを感じさせてくれた。その前の戦闘で「こいつは人間の手で葬る」とカッコつけたレックスのカッコ悪さよ。

意外にも主人公レックスの素性は完全には明かされておらず、あくまで英雄の村の一少年という立ち位置。それだけでも十分すぎるのだが、両親の死因、アデルとの関連、カスミと瞳の色が同じ、と言う点は気になるところである。DLCでもう少し細かなところが明らかになればいいな。

好きなシーン

一周するのに100時間を優に超えるゲームは久しぶりだった。その内の1/4くらいはイベントシーンだったと思うが、映像は綺麗で心躍る展開が続くので飽きることなく進めることができた。個人的にここでジーンと来たというものをまとめよう。

レックス死亡

最初のダンジョン"古代船"の天の聖杯ホムラが安置されている部屋で主人公であるはずのレックスが殺されてしまう。後ろから心臓を一突き。PVで公開されていたので知っていたとはいえこんな序盤に殺害されるのは驚きだった。まぁレックスが興味本位で刺さっていた剣に触れてホムラを目覚めさせてしまったのがいけないのだが、ホムラの記憶にある楽園で、命を半分与えてもらったことで天の聖杯のドライバーとして蘇る。ここからが物語の始まり。チュートリアルも兼ねてめっちゃ強そうな見た目だけどレベル5くらいのメツと戦闘。一連のイベントで一気にストーリーに引き込まれることやむなし。じっちゃんの死んだ詐欺にはまんまと騙されたよ。

vsメレフ(1回目) 給水塔破壊

帝国最強のドライバー"メレフ"と帝国最強のブレイド"カグツチ"と初めて戦うシーン。戦闘自体は難しくないのだが、レックスニアトラの初のコンビネーションアタックというのが印象的だった。給水塔の足をへし折ってあたり一辺を水浸しにすることでカグツチのブレイドとしての力を無力化しようと全員の力を持って機転を利かせられたのが面白かった。帝国所有の給水塔をぶっ壊したため、メレフが一時仲間になったタイミングでは「給水塔の修理費分は働かせてくれ」とメレフを説得させる材料になったのもこのイベントがあってのこと。

キクの心とハナの進化

帝国スペルビアに入り、トラのとーちゃんらしき人物とトラの知り合いっぽい"キク"という人口ブレイドが登場するシーンから。ギャグ回と思ったらとんでもないシリアス展開で驚いた。姉キクvs妹ハナのタイマンバトルもアツいし、キクが自力で心を取り戻して自らの命の炎を妹ハナに託してJKモード(ジャスティスナイト)にチェンジオンするのもアツい。黒幕であるバーン会長とムイムイの乗るサクラを倒した後は、元のハナJSから自由なタイミングでJKモードを呼べるようになり、しばらくトラは2ブレイド態勢になる。命の炎を渡したキクは消滅してしまうのかと思ったが、後日トラの家に行くと、とーちゃんと共に元気な姿を見せてくれてホッとした。

レックス、女性陣にフルボッコ

ホムラが自分の意思でイーラに連れられて行き、レックスはもぬけの殻になってしまう。失恋した高校生の様に三日三晩部屋から出てこない。他のメンバーはレックスの気が落ち着くのを部屋の外でずっと待っていたのだが、ようやく部屋から出てきたと思ったら最初の一言が「故郷に帰る」

この一言に女性陣の怒りが噴出。「ホムラがどんな気持ちで行ったのかお前は分からんのか」と。ニアにはグーでぶん殴られ、カグツチに平手打ちを受け、ハナにはドリルで貫かれそうになった。まぁシンに完全敗北した後で「どないせいちゅーねん」って言いたくなる気持ちは分かるけどね。じっちゃんは次の行き先を初めから知っていた様で、もし本当に帰りそうになったら助け舟を出していたんだろう。「確かにシンは強大だ。だが天の聖杯が一ブレイドに破れるものだろうか」とルクスリア国王。かつての英雄アデルも扱えなかった第三の剣を探しにエルピス霊道へ一行は向かう。

ニア、ブレイド化

もともとイーラの仲間だったニア。何かあるんだろうなぁと薄々思っていたのだが、5話の終わりに姿こそは見せなかったものの帝国皇帝を蘇らせる芸当を見せてくれた。ヒーラーなのはそこからきているのか!と。エルピス霊道最深部では無限に湧いて出てくる英雄アデルの幻影と交戦。戦闘自体は全体攻撃で同時撃破するか、ある程度倒し続けたら終了。イベントでニアが覚醒。「自由でいいんだよね!」と自らの素性と思いを晒け出す展開には胸にこみ上げてくるものがあった。その頃ホムラは…と考えると鬱になりかけたが、必死に「ホムラは大丈夫、なんやかんだ記憶は残っているハズ」と言い聞かせてモルスの地へ。

ちなみにニアはレックスとブレイド契約したことで、以降ドライバーモードとブレイドモードの切り替えを自由に行える。ヒーラーはニアしかいないが、この頃になるとドライバーコンボをスマッシュまで撃てるようになると回復ポッドが余る傾向にあるので、レックス-トラ-メレフの2ガード編成かレックス-トラorメレフ-ジークの2アタッカー編成にするといい。ブレイドのニアは全体回復を持っているので、ホムラ/ヒカリのアンカーショットと合わせてドライバーコンボを適宜決められたら雑魚戦で死ぬことはそうそうないハズ。私は2ガード編成でモルスの地以降を進めていったが快適極まりなかった。

ホムラとハナの約束

ラスボスは世界樹最強のデバイス"アイオーン"に乗ったメツ。ホムラが覚醒する時に記憶の中でラスボスバトルステージに行くのだが、この時点で「こいつがラスボスか裏ボスやろなぁ」と思っていた。覚醒ホムラのチェインアタックで2~3玉割れば 特大ダメージが入るので、強さ的にはそれほど大したことはない。

アイオーンを倒したあたりで、神の言うゲートが閉じてしまい、世界樹が崩壊を始める。アルストの中心にそびえ立つ世界樹が崩壊したら…それはそれで世界滅亡。「何か策はないか」と言う問いに「一つだけ…5層下に行けば世界樹全体をぶっ飛ばせる」とホムラ。その時のホムラの表情を見流に「あぁこれはあかんやつや」と察するワイ。じっちゃんとハナを呼び止めなにやらお願いをしている。

レックス達は猛ダッシュで指定の場所へ行くが、そこには脱出ポッド。到着したタイミングで道中の橋が崩落し、ホムラだけあっち側に。どうやら皆を世界樹から逃して、アイオーンの残っている力で自分ごと世界樹を消滅させるらしい。「初めて嘘ついちゃった」となんという自己犠牲…。レックスは案の定「そんなのダメだ!」と駄々をこね、飛翔できるハナへすがりつく。レックスの考えることなど全てお見通しのホムラは、予めハナに「レックスが乗せてといっても絶対に乗せないでね」と念押ししていた。それもあってハナは断固として"約束"を守る。この時のハナの表情が切なすぎてとても人口ブレイドとは思えなかった。このシーンが個人的にクライマックスで、レックスよりもハナ絡みのイベントは涙なしには見られなかったです。

この後はレックスは納得の上でホムラをお別れ。脱出ポッドで宇宙から一気に地上へ急降下するので途中で船が崩壊してしまうが、じっちゃんが元の姿に戻ることで全員回収。雲海ではなく海に浮かぶアルス達が集まって大陸となる。最終的にはレックスが形見として握りしめていたコアクリスタルが翠玉色に反応し、ホムラとヒカリが目の前に、ってところでおしまい。

 

 

とりあえずハッピーエンドでよかった。

ホムラとヒカリが分裂していたのは天の聖杯としての力がなくなったため?

思ったことが実現できる天の聖杯としての力が働いて?

そもそもコアクリスタルに戻ったことがないので、再度地上に出られることか確証がなかった?

色々疑問に思うところはあったが、ここまでのめり込めるゲームは久しぶりだった。2週目要素が加わったらキー人物のセリフの要所要所に注意を払いながら再プレイとしたい。

戦闘は非常に面白く、序盤→楽、中盤→キツい、終盤→楽とシステムを理解できていれば問題ないレベルの難易度。チュートリアルはあるものの後から見直すこともできないので初見でマスターというわけにはいかなかった。ブレイク→ダウン→ライジング→スマッシュのドライバーコンボと、ブレイド必殺技をⅠⅡⅢとつなげるブレイドコンボ、属性玉とチェインアタックの3要素を身につけられたらこの上なく楽しいんだが、中盤を過ぎたあたりでようやく自然な流れでできるようになった。

音楽もめっちゃ良い。曲としての完成度が高いだけでなく、その土地その場面と曲調が雰囲気的にマッチしており、ダンジョン探索が飽きない。フィールド曲はどこも趣漂うメロディで各々ここが好き!という曲があるだろう。個人的にはスペルビアの上層/下層(赤土を駆け抜けて Mor Ardain - Roaming the Wastes)とルクスリアのコーラスがお気に入りだ。このクソ寒いシーズン、外を歩いていると勝手に脳内再生される。グーラもインヴィディアもエルピス霊洞も、とにかくフィールド音楽は全部凄い。情景と曲が最もマッチしていると思うのがリベラリタス。もうここが楽園で良いんじゃない?

戦闘曲も力が入っていることが伺える出来で、こりゃお金かかってるやろなぁと。システム上、一戦一戦が長くなりがちだが、曲を聞きたいがためにバックアタックをかましてストーリがなかなか進まないのはよくあることである。通常戦闘曲は序盤と後半で変わるがどちらも安定的に良い。メレフ戦のIncoming。イントロがめちゃくちゃ好みでハナJKモードスイッチオンのイベントとの調和具合がヤバい。ハナが好きということもあるだろうが。重要シーンで流れるCounterattack。これは間違いなく今年のみんなで決めるゲーム音楽の上位に食い込んでくると思う。

UI的な視点で評価すると、この部分は良いとは言えない。10段階中3くらいの悪さ。

左スティックを押し込めばマップが出てくるのだが、このマップの仕様は駄目出しせざるを得ない。多層構造のダンジョンが多く、自分が今どこにいるのか分からなくなる。真上から見て「ここにいるよ」とカーソルを示してくれるものの、1階にいる時と2階にいる時で同じところを指し示すのでワケがわからない。まぁそのおかげでマップなしで探索できるレベルで覚えられるようにはなるのだが、ダメは人はダメだろう。特に中盤に差し掛かったところのアヴァリティアの腹部と実質的なラストダンジョンであるエルピス霊洞は探索だけで膨大な時間を要した。次のランドマークを拾うまで中途半端なところで死んでしまったらやり直しだし、1戦闘あたりの所要時間が長くなりがちなことも相まって、話を進めるのにはとにかく時間がかかる。ちなみにフィールド自体のグラフィックはめちゃくちゃ良いのでマップの仕様が悪いのが悔やまれる。

次、モンスター図鑑がない。ブレイドの育成にキズナリングというシステムが用いられており、「好きな物をポーチに入れる」「草花を20個以上採取する」「ルクスリアでバニット族を倒す」といった特定条件をクリアすることでリングが解放され強くなっていく。システム的にモンスター狩りをしなければならないのであれば、なぜモンスター図鑑がないのか甚だ疑問。おおよそヒントとして大陸だけは指示してくれているが、そのどこに生息しているかが不明なので、ツイッター等で生息情報を得るしか方法がなかった。さすがにモンスター探しにダンジョンを隅から隅まで探索するのはキツい。

細かい不満点を拾っていくとキリがなくなるが、ストーリーに引き込まれたし、戦闘は非常に楽しいので、好きなゲームトップ10に入る。良い面と悪い面が極端とも言えるので万人に合うかというと微妙かもしれない。

ラスボスを倒した後の後日談とか2週目要素があればもうちょい盛り上がれたけれど、ストーリークリア後はラスボス撃破前の世界線に戻ってブレイド育成とユニモン狩りがメインなのがなぁ… でもメインブレイドのキズナ解放をいそいそとやってるあたり、何やかんだ言いつつめっちゃ気に入ってプレイしている自分がいるので、何とも言えないところである。

 

ストーリー ★★★★☆

音楽    ★★★★★

戦闘    ★★★★★

育成    ★★★★☆

マップUI  ★★☆☆☆

システム  ★★★☆☆

やり込み  ★★★☆☆

 

 

 

スポンサーリンク