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大晦日です。本日の便で妻氏の北海道の実家に赴きまして、北国で年を越します。

本年も色々と素晴らしいイヤホンが出ましたが、総集編として気に入ったモデルを一挙まとめたいと思います。

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Legend X

Empire Earsの新生ハイブリッドモデル。未だに品薄で予約後二ヶ月待ちも当たり前の状態。カスタムオーダーするのと変わりません。

低域の支配感が強いのでこの部分が合わないという方もいらっしゃるでしょうが、年間MVPに挙げるマニアが多くても何ら不思議ではありませんね。

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Final Eシリーズ

E1000からE5000まで5種類ありますが、いずれも手抜き無しと感じられる良シリーズです。予算の兼ね合いでモデルによっては妥協せざるを得なかったところはあるかもしれませんが、インフレが続くイヤホン市場において今後も低価格で高クオリティのモノを生み出す技術を磨き続けていってほしいですね。

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ATLAS

個人的にCampfire Audioの中で最高モデルと思っているのがATLASです。非常に癖のあるモデルなので評価が分かれがちではありますが、濃密な中低域と切れ味のある高域のバランスが秀逸。モニターとは対極に位置するリスニングモデル。病みつきになります。

ANDROMEDA S

世界2000個限定モデル。日本は400個入ってきて発売直後に完売してしまいました。無印ANDROMEDAと比べると傾向がまるで異なります。私はステンレス版の方が好みなので、両者比較した上で購入できてよかったです。

SOLARIS

12月に出たばかりの新モデル。同社にしては珍しいハイブリッドモデルです。同じハイブリットのPOLARISDOLADOはいずれも1年足らずで生産終了となってしまいました。筐体形状がこれまでのモデルと違うため、フィッティング調整が難しい印象ですが、売れ行きは好調とのことです。

Major

台湾FAudioのダイナミック型フラグシップ機。深みのある低域とクリアで残響感のくすぶる高域が奏でるハーモニーが素晴らしい逸品。人気が出るのも納得のサウンドクオリティです。

Passion

Majorと同じくダイナミックラインのエントリーモデル。こちらの方が中高域が強くサッパリしているので、低域の量感さえ気にならないならば選択肢に入ると思います。

HA-FW10000

JVC WOODシリーズの最高峰。生産数が少ないため11月の発売以降品薄が続いています。

MAVERICK II Re:

マベツリー。装着感の良さと中低域の解像感が素晴らしい。マベIIやマベカスを所持していたら目移りしなかったと思いますが、ボーカルだけでなく楽器を聴くのも楽しく買ってよかったモデルの一つです。

Twins

FealtyFidelityの双子モデル。二つまとめてTwinsという名称となっています。昨年出たDreamが凄すぎてあまり話題になっていない気がしますが、両モデルとも基本スペックは高いので値頃感が出てきたら入手したいところ。セール価格で9万前後まで落ちてきましたが、代理店が変わったことで今後の値下がりスピードが変わるかも。

EST

FitEarの静電型ハイブリッドモデル。静電ドライバーを搭載したモデルは今後増えてくるでしょう。ボーカルが最強に艶やかで、初めてのハイエンドを勧めるなら真っ先にESTの名を挙げたくなります。私はMAVERICK II Re;を選んでしまったのでESTは所持していませんが、発売当初めちゃくちゃ欲しかったのはここだけの話。

Early

AROMAの八音箱(Musical Box)シリーズのトップバッター。一つ前のWitch Girlシリーズが根強い人気を誇っているため新ラインはその影に隠れがちではありますが一番聴きやすいと感じるのがEarly。ただそれなりに値が張るので選ばれていない印象です。

RK01

Ar:tioのセカンドモデル。装着感がどうしても合わないので購入は見送りましたが音質だけなら3万円以下で随一と思っております。

Finschi

フィンシー。BA1DD1のハイブリッド型でOriolusForsteniの弟分。この価格帯のモデルで装着感が良好というのが非常にポイントが高く、低域の癖さえ受け入れられるのであればビギナーにオススメしたいモデルです。

ANEW 白玉

ダイナミック一発。価格が一万円台と手に取りやすく、中域を主としてキックやベースの低音、エレキの疾走感、ハイハットやヴァイオリンの残響感、各パートを切り分ける分解能が備わっている良モデルです。七福神商事の対応は代理店の中でも眼を見張るものがあるので2019年も応援します。

マイベストイヤホン

お気に入りのモデルは多数あるのですが、どれか一つに絞れと言われたらATLASを選びます。以前LYRAやJUPITERを使っていた時期もあり、その当時は不良が重なってしばらく距離を置いていたのですが、やっぱり音に惹かれて戻ってきてしまいました。重厚な中低域がたまりません。

来年は今年ほど散財しないつもりでいますが、去年もそう言いつつ5本程お買い上げしてしまったので、財布の紐なんてあってないようなものです。各社出すであろう静電型のハイブリッドモデルを楽しみに、良い音を追い求めていきたいと思います。

それでは良いお年を。本年は有難うございました。

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