趣味に関しては熱しやすくて冷めにくい私ですが、カードゲームはプレイできる相手がほとんどいないため、瞬間最大風速的にカードを買い漁っても、「よくよく考えるとやる相手がいねぇわ」って我に帰り、フェードアウトしていくのが常。最新情報は常に確認していますが、気に入っているテーマを強化できる出張テーマがあれば都度追っていく感じでいいかな〜って緩くやっていこうと思います。
サンダードラゴン概要
さて今回気になったのは【サンダードラゴン】
大昔から存在していたサンダードラゴンが18年以上の歳月を経て7月発売のソウルフュージョンでテーマ化されたのですが、環境にも顔を出せるほどの安定感とメタ性能を秘めています。
元祖サンダードラゴンは手札から捨てて同名カードを2枚サーチするいわゆる手札増やしカードとして、主にハンドコストをカサ増しするための札として採用されがちだったのですが、
今回のテーマ化では、他のメインモンスターは全て「手札から誘発即時で発動できる固有効果」と「除外された場合か場から墓地へ送られた場合に発動する固有効果」の2種類を持っており、おいおいお前らどこの征竜ですかってくらい封印櫃が光り輝いております。おまけに全員闇属性のため誘惑が強欲の壺化しており、このまま猛威を振るうことになったら櫃と誘惑に規制の手がかかったりするのかなぁと思ったり。
まぁとりあえずどういう効果を持っているか、枚数は多くないのでサクッと見ていきましょう。
メインデッキ サンダードラゴンの効果
メインに入るサンダードラゴンは全て二つ名を持っています。
①手札から捨てた場合の効果、②除外された場合or場から墓地へ送られた場合の効果として簡単にまとめると
②同名カード以外のサンダードラゴンを1枚サーチ
②同名以外のサンダードラゴンをリクルートし、エンドフェイズにバウンス。
②手札リロード(任意の枚数デッキに戻してその枚数分ドロー)
②デッキから同名カードをサーチ
サンダードラゴン 融合体
新規登場したのは超雷龍と雷神龍の2体。元祖サンダードラゴン2体で融合する双頭の雷龍が存在しますがバニラなので割愛。共通効果を持ちませんが、2体とも特殊な融合召喚条件を持っているためサンダードラゴンならば容易に展開可能です。
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
「サンダー・ドラゴン」モンスター×3
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●手札の雷族モンスター1体と、「雷神龍-サンダー・ドラゴン」以外の自分フィールドの雷族の融合モンスター1体を除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):雷族モンスターの効果が手札で発動した時に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
(2):このカードが効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地のカード2枚を除外できる。
最上級サンダードラゴン。正規の融合素材はサンダードラゴンモンスター3体なので、雷龍融合を用いることで簡単に展開可能。超雷龍と同じく、特定条件をクリアすれば融合を使わず出すことが可能。条件としては「手札の雷族モンスター1体」と「自分場の雷神龍以外の雷族融合モンスター1体」の計2体を除外することでEXデッキから特殊召喚できます。
1つ目の効果は雷族モンスターが手札で発動した時に場のカードを1枚破壊。恐るべきことに名称ターン1制限がありません。サンダードラゴンは全て手札で発動する効果を持っており、雷電龍と雷源龍は相手ターンでも発動できるので、実質フリチェ破壊内蔵の制圧モンスターです。
サポート魔法罠
(1):自分のフィールド・墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、雷族の融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを持ち主のデッキに戻し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから雷族モンスター1体を手札に加える。この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
(1):自分の墓地の雷族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
その後、その同名モンスターを自分の墓地から可能な限り特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。
この効果で特殊召喚したモンスターがモンスターゾーンに存在する限り、自分は雷族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):1ターンに1度、自分フィールドに「サンダー・ドラゴン」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。デッキから雷族モンスター1体を除外し、対象のカードを破壊する。
サブテラーとの相性
【サンダードラゴン】は純構築でも十分強いですが、サブテラーの中にも雷族が潜んでいます。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが裏側表示になった時、自分フィールドに表側表示モンスターが存在しない場合に発動できる。このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。このカードを裏側守備表示にする(1ターンに1度のみ)。
(3):このカードがリバースした場合、相手フィールドの裏側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールを次の自分エンドフェイズまで得る。
- シャンバラ発動
- 導師サーチしてセット
- シャンバラef導師フリップ、ボルティニアサーチ
- 導師ef相手モンスター共々セット
- ボルティニア発動裏守備で特殊召喚
- ボルティニアリリースして超雷龍ss
サーチ不可を押し付けつつ、次のターン以降は通常の導師ビートで決戦、妖魔、射手を揃えていき盤面を作っていく流れです。
先行で動くならば特殊召喚可能なサンダードラゴンを場に置いた上で導師効果で裏返ればボルティニアの召喚条件をクリアできます。メタビなのでなにがなんでも先行を取って、超雷龍+シャンバラ導師を並べる布陣を作りたいところ。
実際メイン4種のサンダードラゴンをサブテラーにフル搭載したサンドラサブテラーが大会で勝っていますし、サブテラーの新しい構築として注目されつつありますね。
純正の導師ビートでは不足していた制圧力を補う形でサンダードラゴンをがっつり搭載する構築は有り寄りの有りと思いました。、事故率が気になるところですが、サンダードラゴン側もサーチを繰り返すテーマなので、枚数バランスを考えればかなり戦えそうです。