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夏といえばボーナス商戦。

どこかのデータでは会社員の半数以上の方は寸志すら貰えていないようで、少しでも出るだけでも幸せのご時世なんでしょうが、

我が社は中小とはいえそれなりに業績が良く有名企業並みの賞与が出ています。

今だけかもしれんけど感謝しかない。

有り難や有り難や~

 

本題です。

おニューのホイールが欲しいです。

ホイールってロードバイクを構成するパーツの中で最も走り心地に関係するところで、交換した時の変化・効果を体感しやすい部分。

現状に不満はなくても様々なホイールを試したくなるのは私だけではないハズ。

今現在使用しているZIPP404にコレと言った不満も無いけど、同格のホイールも沢山あるわけで。

それらと比較できて初めてZIPPの良さをより体感できるものと思います。

モノの評価は絶対評価じゃなくて相対評価が基本中の基本ですからね。

私の使用ホイール歴は

2200gの型番不詳の鉄下駄(3)WH-6700(2)ZIPP404 Firecrest(1)

アルテグラからいきなりZIPP

飛躍するどころか底なし沼に急速潜行しているのが見てとれます。

ZIPPの良さを知るには他を知る必要があると沼底から叫んでいるわけです。

初心に還って、構造周りから先入観なしで絞り込んで参ります。

 

1.タイヤ方式

クリンチャーかチューブラーか。

チューブレスは選択肢が少ないので除外。

一般的に言われるそれぞれのメリット及びデメリットは下記の通りでしょうか。

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クリンチャー

メリット

  • パンク時の処理が安価かつ楽
  • タイヤが安く、コスパの良いものが揃っている
  • 転がり抵抗の低さ

デメリット

  • 下り時のバーストでタイヤがズリッと外れるリスク
  • パンク頻度がチューブラーと比較して高い
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チューブラー

メリット

  • 構造上リムの軽いホイールを選べる。
  • タイヤをリムに直接接着するので外れるリスクがほぼない。
  • パンクしたとしてもスローパンク
  • (人によってはパンク処理が楽チン)

デメリット

  • タイヤ自体がそこそこ高い
  • 雨天時の制動性の悪さ
  • (人によってはパンク処理が面倒くさい)

こんな感じでしょうか。

大体の場合、パンク処理に争点が当たると思われます。

私の経験上

  • ZIPP4042000km程使ったが、一度もパンクしたことはない。
  • もしパンクしてその場で交換しなければならない状況になっても、パンクタイヤを外して残ってるセメントに新タイヤを乗せるだけなので、それほど苦だとは思わない。20km/h程度で走っても問題ないくらいの粘度は残っている。
  • シーラントの後入れで処理できることもある。
  • タイヤ1本分荷物になるとは言っても、容量に余裕のあるサドルバッグを使用しているので畳んで忍ばせておくだけで問題なし。
  • 雨天時の制動性については、最初から雨と分かっているなら出掛けないし、雨雲レーダを活用した迂回策は考えられる。
  • そもそもクリンチャーであったとしても雨の中走るのはイヤなので、止む気配がなければ輪行するかタクシーで帰ればいい。
  • チューブラーでバーストするとしたらクリンチャーでも同様にバーストするだろうし、その場合はどの道タイヤごと変えなきゃならない。(荷物量は同等)
  • チューブラータイヤが高いとはいっても、海外からなら5000円から買えるものもある。
  • チューブラーだったら下り時バーストして死ぬリスクを少しでも下げられることを考えれば、クリンチャーはアリエナイ。

このように考えますので

性能云々関係なくクリンチャーは選びません。

 

2.リムハイト

ローハイトかディープか。

3555mmあたりのミドルディープが理想。

なぜならディープリムというだけでカッコ良く見えるから。

エンジンは決して変わりませんが、愛車の見た目はモチベーションに繋がる最重要ファクターです。

思うにディープであればあるほどカッコ良いけど、フレームが細身なので35mmくらいでもバランスがよろしい。

ハンドリング、平地巡行、クライム性能、横風リスクという点でこれ以上のリムハイトは猫に小判であり素人ライダーには無用の産物。

時速40kmで走る区間がどれだけあるのだろうか。

せいぜい5分程度で力尽きるのであれば50もいらない。

 

3.価格帯(予算)

よりどりみどり、色々と比較検討できる美味しい価格帯は大体海外通販価格で20万前後だろう。

海外通販か個人取引で購入することは確定。

問題はセールのタイミングで、DuraとかBORA ONE/ULTRAはすぐ在庫切れになるもののよく見かける。

2018年モデルへの切り替えで、旧モデルが爆安になっている今が絶好の機会かもしれない。

ZIPPは主要通販でセール情報がほぼない。PBKの英サイト限定でのタイムセールはあるので一応チャンスはある。

REYNOLDSとかRACING SPEED XLR(というかFULCRUMチューブラー全般)は、カンパニョーロ、ZIPPと比べて使用している人、買おうとする人が少ないので

通販で買うよりもオークションの方が競合が少ない中お得に入手できる可能性が高い。

在庫補充、出品されていなければ話にならないので、いくつか候補を絞り、そのいずれかが出てきたら狙い撃ちにするのがよかろう。

 

4.ZIPP404の不満

横風問題。58mmハイトもあるとサイクリングロードや拓けた国道で風に煽られる経験多数。

それ以外の不満要素は一切無い。

空力性能に詳しくないので理論上の数値とかは詳しく分かりませんが、向かい風の中でも風を切り裂いて進んでいく感じがたまらなく好き。

他ホイールを使用した経験がないので相対評価ができないが、そこそこ重量のある割に登坂も問題ない印象。激坂は苦しい。

 

5.条件を満たすホイール

思いつくがままに下記に列挙する。

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BORA ULTRA 35

とにかく軽い。シマノフリーで1200gちょい。

BORAにするならこちらの方が汎用性がありそう。

ONEとの違いはUSBCULT

私にはそれを感じられないだろうし、ULTRAにする意味は?と問われたら後々ULTRAを買い足さなくて済むという点。

ただそのためにニアリーイコールのONEより7,8万も余分に出せるかと言えば疑問が残る。一般使用にはONEでいいし、なんなら他で良いじゃないの?

BORA ULTRA 50

50mmハイトにして重量が1300gを切るレベルで軽い(シマノフリー)

スペックだけ見れば末長く使えそうだけど、35の方が使い勝手が良さそうなのは否めない。

ブライトラベルとブラックラベルなら断然ブラックラベルが好み。

リムハイト・One or Ultra 関係なくBora=他人と被りまくる事は覚悟しなければならない。

RACING SPEED XLR

見た目は最高!だけど完全にレース向き。

私は今のところレースにもイベントにも参加する予定はないので普段使いするにはどうかな。

ZIPP303 FireCrest

今使っている404をそのままリムハイトを下げたような感じ。

303でも45mmハイトあるので巡行性能を維持しつつ登坂性能向上も図れそう。

まさにオールラウンドの本命中の本命だが、他メーカーを試したいという欲が邪魔をしている。

ZIPP202 FireCrest

303からさらに低くしたもの。インパクトに欠ける。

データが古く信頼性がどれほどあるのか疑問だが

32mmハイトにして他メーカーの50mmハイトを上回る空力実験結果を出したホイール。

山をメインにするなら303より202の方がいいんだろうけど、私は平均斜度10%が延々と続く峠は極力回避するタチなので303の方が良さそう。

REYNOLDS AERO 46

ダークホース枠。

リムに定評のあるREYNOLDS社は一度でいいから使ってみたい。

あまり出回っていない(手を出す人が少ない)という点でポイントが高い。見た目も好み。

同価格帯でもっと良さそうなモノがあるのが悩みどころ。

COSMIC CARBON ULTIMATE

まさかのコスカボアルチ、CCU

40mmハイトで1200g前後、加速性と登坂性で評価を得ているまごうことなき決戦ホイール。

ひし形のカーボン積層が綺麗に整列している様は官能美すら感じさせる。

通販では殆ど取り扱いがないものの世界中のバイクショップに直接交渉する事で格安で手に入る可能性のある超ハイエンドホイール。

メンテができない点に目を瞑ればこれ以上のホイールは存在しなさそう。(あくまで実用範囲内で)

メンテができない=メンテフリーと都合のいいように捉えることもできる。じ

6.総括

比較検討するの楽しすぎる。決めらんない。

こうやって悩むのも楽しみの一つです。

でもな~ CCUがいい値段で出てきたらポチってしまう自信しかない。

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