SONY最新ウォークマン ZX300はポータブルを突き詰めた良DAP-思ったままに試聴レビュー-

2017年9月7日 2019年2月12日

Mano

SONYの新しいウォークマン ZX300が発表されましたね。

ソニーストアでは発売日前から試聴機が置かれているので、本日ガッツリ聴いていきました。発売前から「これ欲しい！」と思った良機種でして、レビューというより備忘録的な感じで本体仕様の概要・使用感について簡潔にまとめます。

音質的な話は今回アンバランスのみでバランス接続では聴けなかったので後日改めて追記します。

1 仕様
2 使用感
3 キャンペーン

仕様

まずは簡潔に仕様をおさらい。

型番上はZX100の後継機種。ウォークマンのセカンドライン的立ち位置。
ZX100で搭載されたノイズキャンセリング機能は消滅。
容量64GB、microSBスロットは1基のみ。拡張してもだいたい200GBくらいか。
4.4mmバランス出力対応、対応しているのは最上位WMシリーズとこのZX300のみ。
スタミナは通常音源だとアンバランス30時間、バランス/Bluetooth接続時25時間(WMシリーズは33時間)、ハイレゾ音源だとアンバランス23時間、バランス20時間(WMシリーズは26時間)
対応フォーマットはWMシリーズのものに加えてAPE/MQAが追加。DSDネイティブ再生は最大11.2MHz、WAV再生最大384kHz/32bitまで対応。
指紋がつきにくき滑りのよいマットガラス(強化ガラス)を液晶パネルに採用。
WMシリーズにはなかったUSB-DAC機能搭載。
本体寸法W57.7×H120.4×D14.9、重量157g(WM1Zの三分の一程度)
定価は¥64,800 (WM1Aの半額程度)

使用感

まず驚いたのは応答性の良さで、分かりやすくいえばiPhone/iPodTouch並のサクサク感。
昨年WM1A/1Zを発売前に触った時はかなりもっさりしていたのを記憶しているが、ZX300は現行のWMシリーズと変わりない動作性を有しており、スクロールしたら即座にアルバムジャケットが反映される。表示形式を変える際も該当ボタンをタッチしてタイムラグを感じさせずに移動してくれるので、タッチパネルを触っていてストレスを感じなかった。
ストアのお姉さんの話によると、液晶タッチパネルに使われている強化ガラスは保護シートなしでOKで、ちょっとやそっとじゃ傷は付かない。アルミなどの柔らかい金属を擦り付けたとしてもアルミ側が削れるほどの硬度で、ZX300本体は無キズかもしれないが周辺機種に痛める恐れもある。良いことであるがポケットに詰め込んだりすると思いもよらぬ傷が付いてしまうかもしれない。また多少の落下衝撃にも耐性があり、ちょっとやそっとでは壊れない頑丈性が売り。ただこの部分は保証が曖昧になるところなので保護カバーはつけてね、とのこと。
私は普段DAPはAK240/AK380を使っており、ウォークマンを所持したことはない。試聴時に少し触る程度で操作性には慣れていない状態だったが、電源を付けて曲再生、プレイリストの作成、移動、消去、音量増減といった基本動作は直感的に分かるようになっている。
このサイズ感・重量感で、安っぽい音ではなくて、動作はサクサクで、拡張性もそれなりにあるとなるとポータブル機としてみれば相当優秀で、持ち歩きに使う分には十分すぎる性能を有していると思う。
USB-DACモードはワンタッチで移行可能。ハイレゾ相当の音質になるというのがどれほどのものか気になるがパソコンを持ち込んで試聴させてもらうわけにはいかないので、音質上の話は実際に購入した後かな。

キャンペーン

概要

ヘッドホン&スピーカーキャンペーンと称して期間内に対象商品購入で¥5,000キャッシュバック。
キャンペーン期間は2017年10月7日(土)〜2018年1月12日(金)
応募期間は2017年10月7日(土)〜2018年2月13日(火) 当日消印有効
対象商品は、NW-ZX300 or NW-A40のいずれかと下記のヘッドホンかスピーカーから一つを購入すれば有効

ヘッドホン

WH-1000XM2/WI-1000X/WF-1000X/WH-H900N/WH-H800/WI-H700/MDR-H600A/IERH500A/MDR-1A/MDW-1ABP/XBA-N3/XBA-N3BP/XBA-N1/XBA-300/MDRXB950N1/MDR-XB650BT/MDR-XB80BS

スピーカー

SRS-ZR7/SRS-HG1/SRS-XB30/SRS-XB20

注意点